映画「音楽」の衝撃~こんな映画作っていいんだ~
こんにちは、コバヤシです。
ちょっといろいろあって金曜更新できませんでした。
今回は友達とみてきた映画が
「日本のエンタメってこんなことしていいんだ!!」
と衝撃を受けたので紹介したいと思います。
その名も「音楽」
まずはPVでその超作画をぜひ見てください
アニメーション映画『音楽』コメント予告編 2020年1月11日(土)全国公開!
実写を撮影してからそれをアニメーション化する
”ロトスコープ”という手法で、しかも制作期間は約7年超、作画枚数は実に40,000枚超という超大作!!
PVの最後の方にはやたらヌルヌル動く観客も登場しますが、これも実際にフェスを開催して撮影したものをアニメにしているらしいです
上映情報などはコチラ公式サイトをご確認ください
キャストには有名人が多数登場しているんですが、なんといっても目が離せないのは
竹中直人さんと岡村靖幸さんの2人!この2人が出ていること自体もですが、その使い方が衝撃的!!
岡村靖幸さんが何の役をやっているかは見るまで分からないようになっているのですが、竹中直人さんなんて主人公に馬鹿にされ続ける他校のヤンキー役で、竹中直人さんってそんな役やってくれるんだ・・・と思いました。
そこにはPVの中でこのようにコメントが寄せられているように、商業的な売れ線よりも自分の求める良いものを作ろうという制作の意志があって、そこにきちんと大人たちが集まって、形になって・・・という自由で崇高なモノづくりがあって、カルチャーに青春をフルベットした僕は歓喜に打ち震えていました。最高です。
ここからはガッツリ内容の話に食い込んでいくので、
ネタバレが嫌な方はご注意ください
肝心の内容なんですが、個人的には一言で表現するなら「セッション」の対極にある映画です。
「セッション」は「ラ・ラ・ランド」のデイミアン・チャゼル監督のジャズ映画で、そこで描かれているのは、プロを目指して音楽学校で修業を積む学生たちと、彼らを引くほど厳しく指導する先生の戦いとも評されるほどのぶつかり合いです。
「セッション」では、そのぶつかり合いを通してギッチギチに張り詰めた主人公と先生がラストにある種の絶頂感を伴うほどのセッションを作り上げます。
一方「音楽」では、努力とか才能とかそういうのは一切出てきません。
この作品の主人公3人組は、なんとなくバンドを始め、合わせて弾いたらなんか気持ちいいと言ってそのままフェスに出ちゃいます。
別に売れたいとも思ってないし曲を売りたいとも思っていない。別にうまくもないのにカッコつけて「俺たちのことはミュージシャンと呼びなさい」なんて言っちゃう。でも、それが最高。
資本主義的な思考に染まった僕にはまぶしすぎるその初期衝動が周りを巻き込んでカタルシスを得る。そしてその発露としてあることが起こる・・・そこで僕はかなりビックリしたので、ぜひ劇場でチェックしてみてください!
「セッション」がたどり着いたのが極地だとしたら、「音楽」は原点の映画だと思います。そして僕は「音楽」のオチと、そこでの主人公たちの在り方を見たときに感じた歓びを大事にしたいと心から思いました。
このしがらみに溢れた時代に、輝かしい原作を生み出してくれた大橋裕之先生、7年もかけて劇場に届けてくれた岩井澤健治監督、さらに関係者の方々に心からの感謝をささげたいと思います。
(かいたヒト:コバヤシ)
リングフィット4日目
どうも、くりぃむぱんです。
巷で話題のリングフィットアドベンチャー。
それがついに我が家にもやってきました。
健康志向という程でも無い私ですが、出不精の人間でもお家で楽しく運動ができるらしいとのことで、ひょいと飛びついてしまいました。
ほんとはもっと早くに始めたかったのですが、人気が爆発して以降、どこのお店でも売り切れ状態。在庫の再入荷の時期も目処が立っていないなんて状況で、ほとほと困り果てました。(中古品を定価の1.5倍以上で販売してるネット出品は勿論買うわけがない)
奇跡的に在庫が復活した瞬間に購入することができたので、やっとリングフィットの輪に仲間入りを果たせたわけです。
さてリングフィット、聞いていた前評判の通り一日30分遊ぶのが限界のゲームでした。それも、1プレイが30分も続くようならオーバーワークか、強度が弱すぎることをまず疑うレベル。
アドベンチャーパートオンリーでゲームを進めておりますが、一日になんとか二つか三つのステージをクリアするのが精一杯で、現在は三章を攻略の真っ最中。
ストーリーが進行するごとに新しい技や能力が解放されていくシステム。モンスターやボスとの戦闘はレベル&スキル制で、レベルを上げれば敵に対して優位に立て、また攻撃力の高いスキルを手に入れられれば、より早く敵を倒せて受けるダメージが減り、生存しやすくなります。
私はRPG等ではキャラのレベルを適正値の遙か上まで上げてから余裕綽々の態度でステージ毎のボスに挑むタイプのプレイスタイルを好むのですが、流石にリングフィットでレベリングをかまそうとは思えませんでした。
なにせ、レベルを上げれば敵を倒しやすくなるとはいえ、その敵を倒す何倍もの苦労をレベリングの過程で行う事になり、それが例え余程の雑魚モンスターであったとしても、己のスタミナには限界があるのです。
HPやMPが減ったら一瞬だけ宿屋に戻って回復し、またダンジョンに潜り直すなんて力技は現実には不可能だと理解しました。いや、正確に言うならば、減ったリソースの回復には消費した時間の何倍もかかるという、至極真っ当な摂理を改めて思い知らされただけなのでしょうが。
レベルが上がると嬉しい。
でもレベルが上がると、より強い相手と戦わねばレベルが上がらなくなる。
格上の敵と戦う。
倒し、レベルが上がる。
だが次に戦う時、その敵はもはや格上ではなく、また新たな強者との戦闘に明け暮れる……。
剣と魔法とレベルの世界の闇を垣間見ました。
これじゃ一生、楽になれねえわ。
物語の主人公って、常に自分より強い相手を倒さなければならないの、大変ですね。
ちょっと今までと同じ気持ちで漫画を読めなくなりそう。
こちらはなんとか退けることができたボス
ドラゴさん。
ストーリーが序盤も序盤なのでよくわかりませんが、ドラゴさんは闇の力と同化して不死身である様。倒しても次の章ではケロリと再び立ちはだかってきます。
コイツ、スクワット20回したくらいじゃ全然ダメージ入らないんですよ。というかそもそも、スクワット20回程度じゃ野良モンスターを一匹倒せるかどうかも怪しいのがこのゲームなので、戦闘パートが入る度に悲鳴を上げながら己の筋肉を酷使する目に遭っています。
学生時代の体育の授業。
一番嫌いなのはマラソンの時間でした。
息も切れて苦しいし、足も次第に上げるのが辛くなっていく。
しかし!
リングフィットアドベンチャーで一番楽な運動はランニング!!
走ってる時間=休憩。
多少辛くたって脚は上げようと思えば上がるじゃないですか。最悪上がらなくたって動けば前に進めるし。
でも、筋トレは違う。
動かなくなるの。手足が。
リングを押し込むことで決定ボタンを押したことになる仕様なので、最悪その戦闘から逃れるために「あきらめる」コマンドを選択することも出来なくなる可能性があります。まあ普通、その前に止めるか休憩しますけど。
あれ程までに厭であった「走る」という行為に、好感が芽生え始めています……。
嫌いな相手ほどコロリと好きになってしまう、なんて展開は本当にあるんですね。驚きました。
二章をクリアしたあたりで色々なスムージー(回復アイテム)が作れるようになって以来、ステージに落ちてる野菜や果物を拾ってスムージーにするのにハマってしまいました。
勿論、スムージーを製作するのにも汁を搾りだすトレーニングが毎度必要になって苦労するんですけどね。
ボタン一つでスムージーが作れるミキサーって便利なんだなあ。
くりぃむぱん
しくじりサークル長~オレみたいになるな!~
こんにちは、コバヤシです。
以前コモリくんがサークルの代表職に関して記事を書いていましたが
私事ながら、僕も所属する雑誌制作サークルの編集長の仕事をすべて次代に引き継ぎ終えたので、ちょっと所感を書いていきたいと思います。
まず、僕の1年間のサークルの運営に対する評価は成功とはいえないです。
詳細は後で書くのですが、大きな失敗こそなかったものの、明確に見えていながらカバーできていなかった場所がありました。なので、そのしくじりとそこで得た教訓を紹介していきたいと思います。
・Let`s改革!~エゴだよそれは~
編集長に就任した僕は様々な改革を行おうとしました。
例えば
・練習もかねて当番制で毎週画像1枚に収まる程度の企画をTwitterで掲載する(認知度を上げ、新入生がTwitterで雰囲気をつかみやすくする狙いもあった)
・勉強として市販の雑誌を教材にデザインや企画の意図などをみんなで分析する(惰性で連絡をするだけになってしまいがちな定例会に来る意義を作ろうとした)
・Line@で告知・情報発信をする(他サークルも使える告知プラットフォームとして交流、協力できる体制を作り学内メディアとしての価値を向上させたい)
みたいなことをやろうとしていました。
が
実際に行われることはありませんでした・・・
理由は単純。
部員の賛同を得られなかったからです。
提案すると「はぁ・・・いや・・・ん、やるんですか?」
とめんどくさいオーラ全開。
とはいえ明確に否定もされなかったので就任した11月から3か月くらいは新年度からとりあえずやってみようよ!と言い続けたものの、冬休みに突入し、一年の最大の山場である新歓号(別名裏シラバス)の制作に忙殺され疲れ切ってしまい、結局実行されないまま任期は終わってしまいました。
ここで「最初は多少強引にでもやっちゃえばよかったじゃん」と思った方もいるかと思います。
ごもっとも!
そうなんですよねぇ。ですが、当時の僕が改革を断行しなかったのには2つ理由があります。
1つは僕とは別に存在する代表のAくんがバッキバキの保守派だったからです。
実際僕の改革案は理想論であり、しかも学生の考えた拙いものです。改革を提案したことは無駄だったとは思いませんが、あえて対極に立って待ったをかけ、建設的に意見をくれたAくんの存在はありがたいものでした。
もう一つの理由は僕の中に
「この改革ってオレのエゴでしかないんじゃないか」
という思いがあったからです。たぶん、インプットとアウトプットの増量は、技術の向上には役立ったと思うのですが、それは部員の負担も増加させることになってしまいます。
部員たちは賃金で責任を負っているわけでもなく、雑誌制作に熱意がない人もいました。そんな彼らに負荷を強制するのはエゴでしかないように思えてしまい、外部からはとりあえずやってみるべきとの助言もいただいていたのですが、結局実行には移しませんでした。
ガチ勢とエンジョイ勢という構図はコミュニティ運営においてはよく見られるものだと思いますが、そのコミュニティの主題がクリエイティブにあるのであればガチ勢に合わせた調整をしたほうが良いと思います。
エンジョイ勢に合わせた調整の結果、今うちのサークルの雑誌はページ数も減り、クオリティも下がっています。自分たちのコミュニティの主題は何で、どの層を重視すべきかは、新体制になってすぐにコンセンサスを取っておいたほうが良いと思います。
・コミュニケーションというコスト
人と話すのって難しいですよね。
でも、コミュニケーションを怠る≒腹を割って話せなくなると、様々な問題が起きます
例えば
・意見をくみ上げづらくなる
・信用できないので裁量を与えられない
・間違ったことをしたときに指摘しづらくなる
等が挙げられます。
1つ目は、上だけでなく下も把握しておくべきことだと思うのですが、基本的に大学のサークルなどの場合、上に立っているものが下のものと人生経験や知識量においてそこまで絶対的な差がある場合は少ないと思います。
要するに、上のヤツは自分のことで手一杯で、きちんと主張しないと下の意見をくみ上げられないことも多いという事です。
もちろん上の人間が聞く姿勢や機会を設けるのは重要ですが、下の人間もしょせんそいつは1,2歳しか違わない人間だということを覚えておきましょう。
2つ目、3つ目は単純に、仕事を任せるにしても注意するにしても、距離があると気まずくて言いづらいからです。
うちのサークルでは特に3つ目の影響が強く、定例会は基本的に参加するものだったのが、うちの代の人間が平然と休むことが多かったり、暗黙の了解として上級生はこのくらいのページ数は制作しようというのがあったのが、忙しいからと制作自体しないといったことが相次ぎました。
そうすると下の代は当然定例会は出ないでいいし再作もしないでいいもんなんだと認識してしまいます。
うちの代がそんな体たらくだった時に、僕はまた無理強いするのはよくないんじゃないかとそれを咎めず、また、定例会の出席についても暗黙の了解だと思っていたので、下の代が出ないといけないものだと思っていなかったことが結構後になってわかったりといったことがありました。
また、意思決定を上の人間だけで済ませて後で報告だけする形にしてしまうと、部員から当事者意識が薄れてしまい、活動を人ごとのようにとらえてしまうことがあります。
せめて同期とぐらいは、バカアホと言い合っても遺恨の残らないくらいの関係を気付いておくといいと思います。
教訓
「信頼は作らなければできないもの!一緒に転べる仲間を作ろう」
僕がこれまでのしくじりを犯したのは、部員に対する「分かってもらえないんじゃないか、うまくいかなかったときにケツは拭いてもらえないんじゃないか」という信頼の無さが根底にあります。
今の1月という時期は、新体制になり少したって徐々に新世代の空気を作っていっている時期で、新しく上の立場になった人たちは不安なこともあると思います。
そんなときは部員たちとご飯食べに行ったり飲みにいたりしてコミュニケーションをよく取ってみてください。
転んでもこいつらとなら大丈夫だと思える仲間になれれば怖いものはありませんし、そんな仲間はかけがえのない宝になります。
僕の編集長としての所感は以上となります。
しかし、僕はまだまだ未熟な学生であり、しかもこの多様化の時代、コミュニティの形も様々であり何が正解かはわかりません。
逆に言えば、自分が満足できれば、何でも正解になりうると思います。
ですので、皆さんも怖がらずに一度チャレンジしてみてはいかがでしょうか?
(かいたヒト:コバヤシ)
リミックスのリミックスのリミックスのリミックスのリミックスのリミックスリミックスのリミックス、流石に別の曲になる説
こんにちはコモリです。あけましておめでとうございます。2020年になってしました。
本来なら定職に就くことを第一に考えて動いていないといけない時期に、動画を編集し、ブログを書いて、このあとブックオフに行く予定です。何やってるんだ。
今回はなんと1年かけて行った実験型コンピレーション「伝言コンピ」に関する所感みたいなことを記事に起こしたいと思います。
1伝言コンピとは
「一つの曲に対してリミックスを何度も重ねて行っていったらどうなるのか」を検証するために企画した実験です。シンプルに自分が気になったから企画しました。
具体的な流れとして
①まず自分がオリジナルとなる楽曲を作り
②別の人にその曲のリミックスを制作してもらう
③「そのリミックス」のリミックスを更に別の人に作ってもらう
の繰り返しを8人分行いました
正直半年くらいで終わるかなと思ってたのですが、自分の管理が下手だったため大分かかってしまいました。ごめんなさい。
2実験の結果
分かりやすくするため一連のリミックスの流れを動画にまとめたものがあるので、それを用いて解説していきます。
第一部 原曲から2人目のリミキサーまで
https://twitter.com/kforest34/status/1213419260468314113?s=21
動画の方は3曲ごとにまとめてあります
まずは自分の曲から2人目のリミキサーまでです。動画を見てわかる通り、流石にここまでは大きな変化が現れていないように思います。まだまだ原曲要素も元気いっぱい。
構成に関しても、動画の方ではカットされていますがCHUBAYさんのリミックスから大分違う展開が挟まれるようになってきています。是非フル尺で確認を。
第二部 3人目から5人目のリミキサーまで
https://twitter.com/kforest34/status/1213420801443033088?s=21
ここで転機が生まれます。3人目のkouさんがボーカルサンプルを投入し、BPMを下げていきました。サビも原曲のメロディを使用しておらず、ここで原曲の雰囲気が崩れてきた気もします。
しかし次なる2人のリミキサーの方々によってジャンルが再びハードコアテクノに、そして更にBREAK COREに変貌を遂げました。そのうえ両者ともkouさんの入れたボーカルサンプルをしっかりと使っています。
それでも、原曲のメロディはなんとか喰らいついて残ってます。逆にすごい。
第三部 6人目から8人目のリミキサーまで
https://twitter.com/kforest34/status/1213421770448834565?s=21
Break coreからアートコアになったEcho君、大分形を変えて来ました。まずメロディラインの方に関して、原曲の香りは残っていつつも「なんか別の曲っぽくないか?」ともいえるラインにも到達しました。そしてボーカルサンプルに関して、まるで「え、私元々いましたよ?」と言わんばかりに馴染んでリミックスされています。
その後のCaffeineさんのリミックスはLuuc1Aさんのリミックスを基に四つ打ちのハードコアに戻してくれました。
そして最後のリミックス。Sh.r-Yさんがトリを務めてくださいました。途中からガバキックが鳴るハードコアになっていますが、そのメロディは「原曲っぽいけど原曲のものではない」感じになっていました。同時にボーカルサンプルはガンガン使われており、カットアップにされてサビでもどしどし使われています。また、展開も原曲とは大きく異なり、むしろこれまでのリミックスの中で見られる「最初にドロップが入ってブレイクを挟み、サビが来る」という形をとっています。
ここまでのリミックスの結果をまとめると
・メインとなるメロディは変化しているものの、原曲っぽい雰囲気が残っている
・構成は原曲から明らかに変化した
・原曲になかっ要素が付与されて最後まで残る
といった感じでしょうか。総じて原曲とは大きく異なる形に変貌していきましたが100%別の曲ともいえない感じになっていると思います。
というわけで、独断ではありますが結果は
「完全に別の曲になることはなかった」
ということでした。
3まとめ
正直もっと全然違う曲になるのかな~と思ってた自分としては意外な結果でした。
ただリミキサー陣をもっと多様なジャンルで揃えたり、或いはレギュレーションを詳細に決めたら違う結末を迎えたのかもなあとも感じます。
さてはともかく、本コンピに参加してくださった皆様、並びに動画やブログを見てくださった皆様には感謝いたします。ありがとうございました!
では、よい1年にしていきましょう!!
新年、明けちゃいましたね。
明けましてオメデトーございまっす!
2020年が始まってしまいましたね。
オリンピックやら何やら、今年も否応無く日本全体が騒がしくなりそうです。
わたくし、くりぃむぱんも今年は何かと忙しい年になりそうでして、なにぶん卒業と就職を控えての新年なのです。
大学生最後の年となり、およそ4年間の学生生活を振り返ってみたりみなかったりしていますが、あんまりパッとしない日々でしたねえ。
入学前までは、大学にデビューすればそれはもう目眩く薔薇色のキャンパスライフが待っていると、よく自分の将来に過度の期待をかけていたものですが。
さてこのブログ、突発的なゲリラ投稿を除いて、毎週の金曜日に記事を更新するというスタイルで続いてきたのでありますが。
すいません。
つい、前回の更新を忘れておりました。
……ゆるして♡
年内最後になるはずの記事はかくして一年最初の記事となり、そしてまた肝心のネタも特に思い浮かんでいないという次第であります。
昨年末4日間に渡り行われたコミックマーケット97に参加してきたため、一番記憶に新しくかつ話題性が辛うじて見られるものとしてはソレを採用したいのですが、getしてきた戦利品を見返せば、ざっくざっくと掘り返されるは薄くて厚い本の山。
99%がアダルト!!
紹介したくても、することなぞ出来ない!
いやそも、ブログだからといって一辺倒に"紹介"ばかりを扱わなくてもよくない???(開き直り)。
情報社会において、何かを検索する、何かを閲覧するという行為は、その動機に"新規性"を多寡問わず含んでいるように思える。
知らない事を知るために、ネットを開く。
何より恵まれているが故に、間隙が無い。
どこかへ辿り着くためだけに、脚を動かさねばならない。
でも私は、当ての無い徘徊が好きで、味の無いガムが好きだ。
もはや、どこにも辿り着かない事を愛していると言ってもいい。
いきなり衒学的な方向に傾いてしまったが(衒学という言葉そのものが衒学的だと言わずして何と言えよう)、言いたい事はただ一つ。
「特に書きたいネタの一つも無いけど、暇ならちょっとした雑談に付き合っておくれよ」という事である。
以下は駄文。
勿論、以上も駄文だった。
コミケの歴史は露と知らぬが、直近4日間の開催では、来場者が70万人だかを超したらしい。
1日あたり20万人弱という、地方の木っ端市町村の人口を遥かに凌ぐ大盛況ぶりである。かくいう私の地元でも、市長が誇らしげにその増加を語っていた住民数は20万人に遠く及ばない。
コミケに行く度、それもビッグサイトの会場内に脚を踏み入れてしまったその都度に、私はコミケへ来た事を後悔する。
そのあまりの人の夥さに。
通勤ラッシュの山手線、キツい。
京浜東北線、上に同じ。
さりとてコミケは、特に3日目(分かたれし4日目も)は、別格の地獄を見る。
「人混みが苦手で〜 (ToT)」と宣うにも限度がある。
前後左右に人、人、人。
おしくらまんじゅうの世界記録。
人が多すぎて動けない。
なのに、動こうとする。
動かなければ同人誌を買えないからだ……。
あれは紛れも無いこの世の地獄である。
まァぶっちゃけ、コミケのお祭り騒ぎ感はとても楽しい。ワクワクする。前日の夜はなかなか眠れない。それでも英気を養うために9時には寝るけど。日の出前に起きて始発列車に乗る。吊り革を握る顔触れは見知らぬ者ばかりでも、雰囲気で悟れる。
あ、こいつオタクじゃん。
絶対コミケ行くやん。
てか、肩からかけてるこもわた遙華さん絵のトートバッグ、ええやん。スマホのカバーもゆずソフト。香ばしいやんか。
コミケは冬も辛いが、夏がめっぽうキツい。
暑さによる不快感もさることながら、常に熱中症の危険と隣り合わせの状態で何時間も過ごすことになる。定期的な水分補給は欠かせない。けれど、下手なサークルより長蛇の列を作るトイレに並ぶ愚を犯さぬために、飲みすぎる事も許されない。
身体的生命と社会的生命を賭けて行われるちょっとした綱渡り。
毎年ほんとうに気が滅入る。
漏らしたら同人誌は買えない。
倒れても同人誌は買えない。
勿論、体調を鑑みて列から離脱しても、同人誌は買えない。
じゃあ、少し無理をするしかないよね?
そうして人は、オタクになる。
嫌すぎる。
でも、同人誌が欲しいから仕方ないんだよなあ。
誰か、コミケに代わる新しい同人誌即売システムを考えて欲しい。もういっそ、全部バーチャル化しちゃおう?
本も刷らずに電子データにしたら余りも出ないし、欲しい人全員に行き届くよ?
そうすべきだって!
なので私は、コミケを己の欲望のために不可欠な場としながらも、コミケには新しい紳士の社交場のための礎になってほしいのである。
お願いだから誰か。
この最も楽園に近い地獄に。
終止符を打ってくれ……。
苦難に満ちた現実からの解放を願う。
1月2日、くりぃむぱん、
インドから埼玉まで∼2019映画振り返り∼
いやぁ、映画って本当にいいもんですね~
今回は僕が2019年に見た映画を振り返っていきたいと思います。
1月
バジュランギおじさんと、小さな迷子
生まれつきしゃべることのできないパキスタン人の少女「シャーヒダー」は、母親に連れられ、列車でインドのモスクに向かう。
しかし、その道中で母親とはぐれしゃべれないのにインドに取り残されてしまう
その絶望的な背景をふまえてこの動画を見てほしい。
「バジュランギおじさんと、小さな迷子」【1.18公開】底抜け正直者パワン登場!ダンス映像
この歌が始まった瞬間僕は思いました
勝った!!
なに以下はわからないけど、とにかく勝ったと思った。
ちなみに主人公のバジュランギおじさんはこの時点では特に何物でもない普通の青年。
でも群衆のどセンターで踊ってるし何故か写真を求められる。主人王だから。
インドとパキスタンの関係(印パ戦争wikiへ)も絡めつつ、ウソもパスポートもお金もナシで少女をパキスタンに送り届けるストーリー。泣いた。
2月
シティ・ハンター<新宿プライベート・アイズ>
「劇場版シティーハンター <新宿プライベート・アイズ>」本予告第二弾 | 2019年2月8日(金)全国ロードショー
大将いつもの!って言っていつものがちゃんとと出てくる映画。
あとGet Wild.
それこそが実は難しいんだけど、みんなが食いたい味が二兆憶万点で出てくる時点で偉い。
THE GUILTY
ピザの注文に見せかけて警察に通報したTwitterとかでよく見るあの話的な映画。
コールセンターにいる主人公が電話だけで事件と向き合う。
主人公は無口で厳格な人だけど、自分だったら絶対
「いやぁ~、えっ、あっそっち!?いやそれ、わからな、う~ん、オレ、オレのせいかコレ?あ~、いや、でも、う~んやっちゃったn、え~マジかよぉ」
ってなってる。
翔んで埼玉
『テルマエ・ロマエ』の監督が贈るディスり合戦開幕! 映画『翔んで埼玉』予告編 /2月22日(金)公開
草。栄光ゼミナールやん。
元与野市民としては与野の扱いに草を禁じ得ない。
地味にエンディングのさいたまの歌の映像が良い
アクアマン
海の生物すべてを従え戦うニューヒーロー『アクアマン』日本版予告
筋肉とおさかなが最高!
「マン・オブ・スティール」以来なんか暗いと言われたDCEUの空気をいい意味で入れ替えてくれたカラっとさわやかな映画。
ブラックマンタも良かったし映画館で見れてよかったよかった
3月
スパイダーマン:スパイダーバース
映画『スパイダーマン:スパイダーバース』本編映像<スパイダーマンは1人じゃない編>(3/8全国公開)
マ、マンガの絵が動いてるじゃないかぁー!!
と劇場でアオイホノオみたいな驚き方をしてしまった超々名作。
何故スパイダーマンはヒーローなのか?
その過程、理由、意味、生き方をまとめて描いてしかも面白いってどうなってるんだまったく!日本ではペニーがオタク人気だった印象が強い
MARVELの方のキャプテン・マーベルの映画。
強い女性。
まだ3月は日本では今ほどフェミニズムを含むポリコレの議論は活発化されてなかった気がする(Twitter上で)ので、これを見たときは「これってポリコレ的な表現ってことでいいのかな?」と思った記憶がある。
キャロルが文字通り立ち上がるシーンはカッコよかった
個人的には女性の女性としてのカッコよさは「オーシャンズ8」の方が好きだった
4月
シャザム!
90秒でわかる映画『シャザム!』特別映像【HD】2019年4月19日(金)公開
DCの方のキャプテン・マーベルの映画。
公開時期と宣伝のせいで割を食った印象の強い良作。
めんどくさいオタクとしては、「アメコミ史上最年少”ダサかわ”ヒーロー」だの「逆コナン」だのという終わったユーモアの餌食になってしまったことや福田雄一さんの吹き替えキャスティングで荒れたのが本編の内容より目立ってしまったのが残念で仕方ない。
公開時期的にマスの話題はエンドゲームにかっさらわれちゃうのはしょうがないんだから無駄に大衆に媚びて歪めてしまうよりはとれる牌をちゃんと取ってほしかった。
とはいえ内容は家族に重点を置いてメリハリも聞かせつつきちんとまとまっていて加点方式でも減点方式でも高い得点を出せていたと思う。
アベンジャーズ/エンドゲーム
映画『アベンジャーズ/エンドゲーム』冒頭約8分のプレビュー映像
10年かけて作られた伝説の一つの区切り。
あんなん泣くにきまってるじゃないですか!
今現在21歳で、「アイアンマン」が公開されたのが2008年 。
人生の半分近くを共にしてきたもはや幼馴染といっても過言ではない面々のあの勇姿、泣かないはずがない。
この映画の公開をきっかけに、どれだけ布教してもなびかなかった人たちが一斉にMCUを見始めて面白い面白い言ってるのがかなり印象的だった。やっぱり区切りをつけるのって大事なんだなぁ。
5月
アメリカン・アニマルズ
犯罪映画を参考に作戦を練った大学生、まさかの実話/映画『アメリカン・アニマルズ』予告編
アメリカで大学生が実際に起こした強盗事件を本人たちの回想で振り返る世界丸見えみたいな映画。現実的に「オーシャンズ11」を行うための指南書。
なんというかオチがえらく空しい。
個人的「JOKER」と合わせて見たい映画その1。
プロメア
映画『プロメア』ロングPV 制作:TRIGGER 5月24日〈金〉全国公開
いつものTRIGGER
安定のTRIGGER
いわばTRIGGER定食
技術のベンチマーク的に入れられるものをいろいろ突っ込んだオールスター天丼みたいで見ていて楽しかった作品。民族問題の扱い方とか的にも彼らはこれからグローバルに戦っていきたいのかなぁという印象。
6月
スパイダーマン・ファー・フロム・ホーム
スパイダーマン: ファー・フロム・ホーム (吹替版) - Trailer
よかった
アクションや超能力の描き方はさすがとしか言いようがない。
ハッピーが「BGMは任せろ」って言った瞬間号泣した。隣のおじさんも泣いてた。あの瞬間ぼくらはきっとつながってた。
メガネをかけるとミステリオを演じたジェイク・ギレンホールの顔の雰囲気がちょっとトニーに似てるのめっちゃずるいと思う。
7月
存在のない子供たち
自分には想像のできない世界の話。
見てよかった。貧困とは、そこでなんとか生きている子供たちは何を思うのか。
育てられないのに生むのは罪なのか。月並みだけどいろいろなことを考えさせられた。
こういう映画を学生のうちに見ておけてよかったと思う
個人的「JOKER」と合わせて見たい映画その2。
8月
ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド
レオ様がブラピの肩で男泣き!? ラブラブ本編映像が解禁/映画『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』
まさか見た後の感想が
「いやぁ、クスリでトんだブラピがヒッピーをワンパンでブチ殺すシーンは最高でしたね」になるとは思わなかった。
アメリカのカルチャーシーンに切り込んだ面白い映画だけど日本人なので後で調べるまで意味が分からなかった。面白かったけど。
あとディカプリオがツイスト踊りながら歌うシーンが最高すぎる。
9月
ホテル・ムンバイ
実話を基にテロから宿泊客を救うホテルマンたちの姿が熱い/映画『ホテル・ムンバイ』の本編映像
理不尽な暴力に突如襲われるという恐怖・・・
2008年にムンバイで起きた同時多発テロを描いた名作。
テロを起こした少年たちの背景も描かれていて重い・・・
最悪の志村後ろ後ろ!が味わえるので見てほしい
個人的「JOKER」と合わせて見たい映画その3。
10月
JOKER
『ジョーカー』心優しき男がなぜ悪のカリスマへ変貌したのか!? 衝撃の予告編解禁
見た後にいろんなことを思わせてくれた名作。
こんなことをスクショ6枚分くらい書かせてくれたので僕はキモイですがこの映画は名作。でもレビューをここで書こうと思ったら、誰に何をどこまで配慮すればいいのかわけわからんくなってしまい書けなくなってしまった。
ただ、作中でマレーが言ったように、どんなにつらくても人を殺した時点で僕はアイツを許容することはないなと思った。
ガリーボーイ
路地裏育ちという意味のガリーボーイをMCネームとして背負った主人公の成り上がりの物語。
貧困や苦境からの自己の開放としては、個人的にはこういうのが一番好き。
個人的「JOKER」と合わせて見たい映画その4。
11月
テルアビブ・オン・ファイア
人種的な溝や国際問題などを下敷きに、見栄と昼ドラを味付けとして昇華した作品。
正直パキスタンとかの問題は詳しくないので一部しか拾えてないんだろうなぁ感はあったけど、隣にいた外国人4人組がめちゃめちゃ笑ってたのでいい作品だと思う。
以上、コバヤシの2019年の映画の振り返りでした。
それでは、また次回の記事でお会いしましょう
(かいたヒト:コバヤシ)
このマンガがすごい!!ので読んでほしい!!
こんにちは、コバヤシです!
今回は、こちらの企画に乗っかって4つのマンガの記事を書きました!
これまでにもマンガの記事は書いていたのですが、やっぱり著作権なんかが気になって素材の幅が狭まってしまっていた部分はあったので、こういった取り組みは本当にありがたいです!!
今回はこちらの4つのマンガを紹介しています
それでは、4つの記事を紹介します!
これは以前書いたスナックバス江紹介記事の増補版のようなものです。僕が中学生のころからひそかに友達に天才だと言い続けてきたフォビドゥン澁川先生が現在週刊ヤングジャンプに連載中のギャグマンガ「スナックバス江」を紹介しています!
こちらは、1月からアニメも放送され、実写化も決定している「映像研には手を出すな!」を紹介しています!余談ですが、僕がこの作品の面白さを言語化しようとして最初に出てきたのは「これは絶対にめんどくさいオタクがつくってますねニチャァ」でした。
僕が部室で号泣し、部員にドン引きされた、最高のマンガ「ランウェイで笑って」を紹介しています!夢を追う王道少年漫画って改めて最高だなと確信させてくれるいい作品です!1月からアニメも放送されます!
マガジンに流れる!?に象徴されるヤンキーマンガの魂を継承したタイムリープ×不良マンガ「東京卍リベンジャーズ」を紹介しています!誰が何と言おうとヤンキーはかっこいいんだ!
以上の4つが今回書いた記事になります!
選んだ基準としては、個人的にハマっている作品たちの中で、今後のメディアミックス等の展開がされていきそうな、内容作品共にフレッシュで最高な作品たちをチョイスしました!
もし気になったらブログはまぁいいので、ぜひマンガを手に取ってみてください!
それでは、また次回の記事でお会いしましょう
読んでいただきありがとうございました!!
(かいたヒト:コバヤシ)
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