続・君は知っているか、スナックバス江を・・・
こんにちは、コバヤシです。
今回は、マンガSNSアルにおいて、「スナックバス江」のコマが投稿できるようになったため、実際にコマを利用して、バス江の紹介をしていきたいと思います!
以前書いたバス江紹介記事はコチラ
pulses.hateblo.jp
改めて基本情報をまとめると、スナックバス江は、
・作:フォビドゥン澁川先生(@MeganeMonster)
・週刊ヤングジャンプ連載中
・既刊5巻
のマンガで、北海道は北24条にある場末のスナックを舞台に、チーママの明美とママや、個性豊かな常連客達の繰り広げるギャグマンガとなっています。
1巻の表紙・背表紙はコチラ
今回はその魅力的なキャラクターとキレキレのセリフ回しに着目して、紹介をしていきます!
キャラクター
・ママ
舞台となるスナックのママ。基本的に年長者としての立場から一歩引いた立場でいることが多いが、自分の出番が少ないと感じると自己顕示欲を満たそうと暴走することも。過去は謎に包まれている。
・明美
舞台となるスナックのチーママ。ボケとツッコミを両方こなす。前の彼氏に借金を背負わされており、たまにクソ重いエピソードが飛び出てくる。浮気の常習犯でチンパンジーのような思考回路をしている。
・タツ兄
スナック常連のオジさん。様々な趣味に理解を持つが、理解を持ちすぎて上の画像のようなことを言い出すことも・・・。基本的にオジさんの権化であり、しょっちゅう体の不調を訴えてるし、痔ろうで入院した。にゃんこスターや千鳥のものまねを全力でかませる肝の持ち主。
・山田
第一話で会社のうっとおしい先輩に無理やり連れてこられた常識人。それ以降常連になっており、登場頻度も高い。意外とアグレッシブな童貞喪失エピソードを持っていたりする。時折イやな感じのヒネ方をしていて、偏見をのぞかせることもある。
・森田
モテない男の権化。明美のことが好きだが、金銭を介していないとまともに女性と喋れない。バレンタインのお返しに明美に自作の歌をプレゼントしている。読者人気が高いキャラ。
他にも勇者や変な猫など、個性あふれるキャラクターたちが登場しています!
セリフ回し
このバス江の最大の魅力ともいえるのがあるあるからブラックジョークまでなんでもござれのキレッキレのセリフ回し!個人的に気に入ってるものをいくつか紹介していきたいと思います。
幸せとは何か?に対してそれはお前が人生を通して見つけるべき宿題と言われた明美のリアクション。確かにそういうものかもしんない。
庶民の生活を体験しに来たボンボンの引用した謎の格言。エンドゲーム見る前にはとりあえずシリーズ合計20作弱全部見ような!
美少女フィギュアを集めているものの唐突に「ワイはなにをやっとるんや?」と虚無に陥った森田にタツ兄ならどう遊ぶかと振られ、パンツを除いた後の一幕。完全に作法が茶道。
単純にうまいこと言ってるし、多様性を求めるはずのポリコレを一部のみを抜粋し差別をあおる怪しいネットニュースという構図をも表している一コマ。読んでて思わず「これこれ!これがフォビドゥン節だよなぁ~!」とキモイ信者と化してしまった。
トランプの大富豪でケンカになるからとママにローカルルールを禁止されたときの一コマ。普通マクロン政権のデモって出てきます?やっぱりフォビドゥンは天才なんだ(*^◯^*)
ホントに何の話かはわからないけど、いますよね。僕もちょっとその気はあります。
以上。スナックバス江の紹介でした。
フォビドゥン先生の過去作「パープル式部」や「てらほくん」も面白いので、ぜひ読んでみてください!!
それでは、読んでいただきありがとうございました!!
(かいたヒト:コバヤシ)
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映像研には手を出すな!に手を出そう!!
こんにちは、コバヤシです。
このマンガを人に勧めようと思ったら100%思いつくであろうタイトルですいません。
今回は1月からアニメが放送され、なんと乃木坂46主演で実写映画化も決定し大盛り上がりを見せている「映像研には手を出すな!」の紹介です!!
コチラはアニメのPVです!
TVアニメ「映像研には手を出すな!」PV 第3弾【1/5(日)24:10~NHK総合テレビにて放送開始】
そして1巻の表紙・背表紙はコチラ
基本情報として、
・月刊!スピリッツ連載中
・作:大童澄瞳(@dennou319)
・既刊4巻で、
”設定”に命を懸ける「浅草みどり」
”利益”に命を懸ける「金森さやか」
”動き”に命を懸ける「水崎つばめ」
の電撃三人娘がアニメを作ったり、彼女たちの通う公立ダンジョンとも呼ばれる芝浜高校を探検したりするマンガです。
青春の熱量と創作の歓びが凝縮された作品でこのようにパンチラインも多いです。
そしてなんともスンバラシイのが、アニメを作っていく過程!!
世界観を作りこんでいく場面では実際に3人が世界の中に入り込んで探検し、
ときにはぶつかり合い、
煮詰まり、
納期に追われ、なんとか取り繕いながら
プロモーションも考え、
なんとか手ごたえを感じ
完成させ
世間に公開する
そして終わったかと思えば、もう次のことを考えている!
ここまでミッチリと創作の苦労と楽しさを描いてくれたおかげで、読んでると自然とニヤニヤして胸の中にエネルギーが充填されていくような感覚がしました。アツい!
そして作者の大童先生がもともとアニメを制作していた経験からくる動きの表現も最高!
このコマなんて、動作的には止まっているのに、そこから動きを感じておったまげました。
もう一つ面白いのが音の表現なんです。このコマなんかがわかりやすいんですが、映像研では吹き出しが壁や空間によって立体的に向きを変えることで、音が進む方向や大きさなんかが自然に表現され、読んでいるとさらぁっと空間を意識することができるんです!
長くなりましたが、紹介は以上となります。
”アニメ的”であった映像研が映像化されることでいったいどんな化学反応をみせるのか?今からワックワクして待ちきれない大注目の映像研には手を出すな!是非読んでみてください!
ここまで読んでいただきありがとうございました!
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ランウェイで笑ってがアツい!!
こんにちは、コバヤシです。
今回は、「ランウェイで笑って」を紹介していきます!
来年1月からはアニメの放送も決定していて、売れてくれぇ~!と思っていた身としてはかなりキていて嬉しいです!
僕は運よく、このマンガを連載1回から追うことができているのですが、始まった頃、久々にここまで応援したい!報われてほしい!と思ったなぁと強く印象に残っています。
コチラはアニメのPVです!
TVアニメ『ランウェイで笑って』第2弾PV|2020年1月10日放送開始
ランウェイで笑っては8巻発売の時のCMもすごくクオリティが高くて、テンポよく主人公である育人と千雪のシーンが展開されて行って、色使いやシーンの選出も最上で、「これは私の/僕のランウェイだ!」のとこなんか王道青春少年漫画の風格が溢れすぎてもうわけわかんないですよ。
しかも育人と千雪の二人の声を一人で当てられてるとか・・・もう・・・ねぇ・・・どうなってるんでしょうか?僕にはもうわかんないです。
花守ゆみりさんが男女一人二役!!【『ランウェイで笑って』CM】8巻発売記念CM30秒ver.
そして1巻の表紙・背表紙がコチラ
基本情報は、
・週刊少年マガジン連載中
・作・猪ノ谷言葉
・作品公式ツイッター:@smile_at_the_r
・既刊13巻です!
そして物語の中で見逃せないのが、キャラクターたち!
都村育人
この物語の主人公の一人。シングルマザーで3人の妹を持つ。経済的事情から夢であるファッションデザイナーをあきらめかけていたが、藤戸千雪や柳田一との出会いによってもう一度夢を追いかけ始める。普段はヘタレで気弱でイジられやすいが、内には熱いものやエゴを秘めている。
藤戸千雪
この物語のもう一人の主人公。ブランド「ミルネージュ」の社長の娘。幼いころからパリコレを夢見て、不断の努力を続けてきたが、モデルとしては致命的なほどに身長が伸びなかった(158cm)ため、実の父からクビを宣告されている。それでもしつこくオーディションを受け続けており、彼女もまた都村育人との出会いが転機となる。余談ですが、このコマのシーンを読んだとき僕は家で号泣しました。ホント、よかったなぁ・・・
綾野遠
作中の日本の大ブランド「Aphro I dite」の社長でありデザイナーの綾野麻衣の孫。同世代ではトップクラスの実力を持ち、服飾芸華大学の歴史上でも随一の腕を誇る。まだ大学生でありながらその実力はプロの現場でも即戦力と評価されている。祖母への恩返しとして越えなければいけないと思っている。ゴールドマンかお前は。育人の目を高く評価している。
柳田一
ブランド「HAZIME YANAGIDA」のオーナーでありデザイナー。針にトラウマあり、服を縫うことができないのでデザイン専門。口が悪く短気で子供っぽいが、「客のために服を作る」をモットーにしており、客に対してはとても真摯に対応する。育人の師とも言うべき存在で、時に厳しく、コキ使いながらも育人を導く。育人が芸華大のファッションショーに出たときはこっそりアトリエで中継を見ていたツンデレ。
長谷川心
身長188cmでスタイルも良く、足が長く、他人を一切寄せ付けない圧倒的な存在感を持っており、モデルとしては天性の才能を持っている。しかし本人がやりたいのは服作りであり、綾野遠と同じ芸華大に通っている。服作りは決してうまいわけではないが、努力量で言われたことをすぐ修正するため、呑み込みが早いと言われている。それを買われて年上ながら育人の後輩として「HAZIME YANAGIDA」にやってきた。そのバックボーンから千雪とは仲が良くない。
主要キャラクターはこんな感じですが、他にも
ファッションショーで育人と争うことになる木崎香留(上)や千雪の父である藤戸社長(下)など、イイ感じのキャラクターたちが揃っていて、色々なドラマを見せてくれます!!
本当は名シーンなんかも紹介したいんですが、この作品は前後の文脈や、普通の構成のページが続いてからの見開きドーン!!みたいな情報量の変化によるインパクトの使い方がめちゃくちゃ上手いんです。それでうまいこと切り取って良さを伝えるのが難しかったので、紹介するのは一つだけにしたいと思います。
それがこのシーン!!3巻の名場面なんですが、1,2巻を通して様々な経験をして様々な人と出会った育人が、ついに!!妹たちの前でもう一度夢を宣言するこのシーン!!
正直名シーンを探すために読み直しててまた泣いちゃいましたね。このシーンとか7巻から8巻にかけてのヤツとか、泣いちゃいましたねぇ。後者は、僕は両巻とも発売日に買ってサークルの部室で読んで号泣しちゃいました・・・
というわけで、紹介は以上になります!
現在進行中のインターン編も引き続き目が離せなくなってきているこの「ランウェイで笑って」是非読んでみてください!!
ここまで読んでいただきありがとうございました!!
(かいたヒト:コバヤシ)
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東京卍リベンジャーズ~!?の遺伝子~
こんにちは、コバヤシです。
今回は、世にも珍しいタイムリープ×不良マンガ「東京卍リベンジャーズ」を紹介したいと思います!(タイムリープ×不良自体は加瀬あつし先生の「くろアゲハ」も最近タイムリープして同作者の「カメレオン」の面子と戦ったりしている)
この作品は、
・週刊少年マガジン連載中
・作・和久井健(作品公式ツイッター:@toman_official)
・既刊14巻(12/17に15巻発売)
となっており、
ストーリーは26歳の冴えないフリーター「花垣武道」が主人公で、とある事故から12年前にタイムリープ出来るようになった武道が、自分の人生で唯一の彼女である「橘日向」が、自分が地元の暴走族が巨大化した組織「東京卍會」の抗争に巻き込まれて死んでしまうという事件を回避するために、日向の弟「直人」と協力し、現在と12年前の双方から「東京卍會」巨悪化の原因を探るというものです。
こちらは公式のCMです!
鈴木達央 VS. 島﨑信長!? 一人三役で熱い掛け合い 『東京卍リベンジャーズ』
そして1巻の表紙・背表紙がコチラ
(東京卍リベンジャーズは、3巻までは黒を基調とする表紙でしたが、今はこちらの白を基調としたものにリニューアルされているので本屋さんにはこの表紙で並んでいると思います!)
ヤンキーマンガといえば、最重要なのはそのヤンキー達!
今作のキャラクターたちを紹介していきます!
花垣武道
中学の頃はイケイケの不良だったが、怖い先輩である「キヨマサくん」にボコボコにされて以来、そのトラウマを克服できず、地元から逃げ出してフリーターになってしまう。とある事故から「直人」と握手する事をトリガーに自分がイケイケだった12年前に飛ぶことができるようになる。
佐野万次郎
東京卍會の設立者であり頭。通称マイキー。伝説的な不良だった兄がいたが亡くなっている。身長が低いが身体能力はズバ抜けており、中学生でありながら高校生を一撃で倒すほどのキック力がある。
龍宮司堅
12年前の東京卍會の副総長。通称ドラケン。孤児であり、ソープに拾われ育てられた。マイキーとは小学生のころからの付き合いで、時に暴走してしまいがちなマイキーのブレーキを果たしている。とある抗争でわき腹を刺され死亡しており、東京卍會巨悪化の原因の一つは彼の死によってブレーキが失われてしまったことだとも言われている。
稀咲鉄太
現代の東京卍會のNo.2に居座る謎の男。マイキーのことを崇拝しているとも、憎んでいるとも言われている。太陽があるから月は輝けるとも発言しており、何らかの野望を秘めているようにも見える。
橘直人
橘日向の弟。武道が初めてタイムリープした際に話した未来の出来事を、当時小学生で、しかもオカルトにハマっていたために真に受けてしまい猛勉強し、現代では父親に倣って刑事になっている。その立場から、現代の犯罪組織と化した東京卍會の内部情報を調べ、武道をサポートする。
橘日向
武道の人生唯一の彼女。現代では東京卍會の抗争に巻き込まれ、亡くなっている。真面目で正義感が強く、武道が襲われていると勘違いしマイキーにビンタしたこともある。その勇気は武道を要所で支え、強い柱となっている。タイムリープしてきた状態の武道を普段より大人っぽいと感じている。
主要メンバーは大体このあたりでしょうか。他にも様々なキャラクターたちがいますが、とりあえず初期の重要キャラクターたちを紹介しました。
そして最後に、この作品を象徴している二つの場面を紹介したいと思います!
まず最初がこちら
他のチームに、東京卍會メンバーの親友が襲われ、その彼女が性的暴行を受けてしまっうという事件が発生した際の一幕。その彼女の家族に罵られながらも、巻き込んでしまった者たちの代表として頭を下げるドラケン。まだ過去の東京卍會にどこか不安を持っていた読者と武道に、彼らなりの筋の通し方を見せつけた名場面でした。
お次は、
1巻のラストに描かれたマイキーが野望を語るシーン。武道へのセリフですが、これは僕にとっては、今はもう流行んないと言われるようなヤンキーマンガに惹かれ、その世間に対してツッパった生き方にどうしようもなく惹かれてしまったヤンキーマンガを愛する読者たちへのアンサーなような気がして、結構グッとくるものがありました!
紹介は以上になります!
最新アツアツのタイムリープ×不良マンガ「東京卍リベンジャーズ」みなさんもぜひ読んでみてください!
(かいたヒト:コバヤシ)
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これはゲームなのか?展
こんにちは、コバヤシです。
今回はコチラ、12/15まで秋葉原で開催されている「これはゲームなのか?展#2」に行ってきました。
今回で2回目となるこの展覧会は、公式ページによると
面白さや楽しさだけではないゲームの興味深さ、そしてルールの可能性・発展性に気づかされる本展。ぜひ、「これはゲームなのか?」を体験しに遊びにいらしてください。
とのことで、実際に行ってみると、バリバリ活躍されているクリエイターさん達による、ゲームとは何なのか?その可能性に目を向け、ゲームとして昇華した展示がいっぱいでめっちゃ楽しかったです!
いわゆるゲームというよりは、会話をしたり、体を使ったりしたゲームも多かったので普段ゲームに触れない方でも、楽しめると思います!
ありがたいことに、この展覧会は写真撮影が全面的に許可されていたので今回は会場で撮影してきた写真とともに、全部ではないですが気になった展示を紹介していきたいと思います。
紹介の前に、おそらくですが、この展覧会の様々な展示には、
・ルール≒制約
・UX(ユーザー・エクスペリエンス)
・現代美術/近代美術(アート)
これらのキーワードが下敷きになっているように感じました。以下の4つの記事は、これらのキーワードをさっとさらうのに役立つかと思いますので、よければ見て見てください。
GOCCO
CHOP STICKSに書いてある”使い方”はそのまま箸の使い方。
そこに何かをマネする”ごっこ遊び”というレイヤーを付け足すことで、普段やっていることは全てそのままゲームにすることができてしまう。
ただの便器に名前を書くことでただの便器をアート作品にしてしまったデュシャンのようでカッコいいです!
でもこれって楽しくもあるけど、ゾッとしちゃうとこもありますよね・・・
ごっこをゲームとして捉えると、キッザニアやどうぶつの森のようにワクワクする。ロールプレイと言い換えてしまえば、RPGなんていうのはゲーム界においてもかなり大きなジャンルになります。
しかし、逆に言えば昨今のジェンダー議論でやり玉に挙げられる”らしさ”なんかも”男/女ごっこ”と言えるし、意地悪な言い方をすれば、マナーなんてのは”普通ごっこ”だと言えちゃいます。
かつて故ぼくのりりっくのぼうよみさんは、
「人間辞職」という曲の中で
”人間を辞すことで命を全うしていきたいと思います”
と歌いましたが、実体のない普通や規範に縛られビクついて生きている僕は”人間ごっこ”をしているだけなのかもしれません。
これが範馬勇次郎のやる範馬勇次郎拳だったらカッコいいのにナァ・・・なんて思いました。
チュンバクラム
このゲームは、解説によると
時代によって変化するスポーツの”芸術点”を表現者と制作者、二つの視点から体感し、ルールができていく様を楽しむゲームとのこと。
個人的には、このゲームはTic tokのようですごく”今”っぽいなぁと感じました。
「ロール」とか「キックバックチュンバ」という枠組みが与えられた中で創意工夫をし、#ハッシュタグという格子の中で発表するというあそびは、#〇〇チャレンジと銘打たれたテンプレートの中でいかに自分のオモシロを表現するかというTic Tokの持つ一面に似ている気がします。
0から1をつくるクリエイティビティではなく、
1を5にも10にも発展させるクリエイティビティ。
ただの道路をサメの潜む大海原に変えてしまうような、想像力のワクワクを感じました。
ルールのたまご
100円のガチャポンを回すと、ゲームといえるかギリギリの粗いルールが出てくる。中身は持って帰ってもいいし捨てて行ってもいい。
スゴく面白いし挑戦的でもありますよね。
GOCCOで示されたように、僕たちはどんなことでもゲームにしてしまうことができるが、逆にどんなゲームもゲームではない何かにしてしまうことができる。
今年The Game Awardsのゲーム・オブ・ザ・イヤーを受賞した隻狼は、僕を含めた一部からは脳汁ブシャブシャの気持ちいゲームとして楽しまれていますが、一方で難しすぎてクソだという意見も見受けられます。
「受け手次第で、石ころにもダイヤの原石にもなり得る」なんて言ってみると、現代美術っぽいですよね。
まぁ、その人が水切りでもしてたんなら、軽い石ころの方がうれしくて、重いダイヤの原石の方がいらないものになるかもしれませんが。
あなたなら、どうする?
ゲームに参加するとき、人はルールの奴隷であり、呪いにかかっているともいえる。
来場者は、このコーナーに置いてあるお札を受け取ることで、そこに書かれている呪いにかかることができる。(きれい好きの呪いなら、そこに置いてあるモップで展示場の床を掃除し続けなければならない)他の人は、呪いの札のとなりに置いてある「勇気のコイン」を呪われた人に渡し、合言葉を言うことで、その人を呪いから解放し呪いを引き受けることができる。
この説明を読んだ後の僕の心境を出来る限り思い出して再現してみました。
なんてイヤなゲームなんだ・・・
呪いにかかると奇行に及ばないといけないし、なんのメリットもないのに呪いを解いてくれる良い人が現れなかったら悲しすぎる!
もしかして、会場に入ってすぐにいたずっとなんかブツブツ言ってた人、呪いにかかってたのかな・・・
(実際に独り言の呪いというのがあった)
もしかして、満員電車で僕の足を踏みつけてガン飛ばしてきたあのオッサンも・・・!?
あっ!なんかずっとモップ持ってる人がいる・・・声かけてみよう。合言葉は確か・・・
「ア、スミマセン、エト、ビ、ビューティフル!」
「ア、ドモ、じゃあこれ、お願いします。」
とりあえずモップを受け取り、床掃除を始めること数分。全然声をかけてもらえず、予想以上の寂しさで人混みをチラチラ見てると、
「こんにちは、ビューティフル!」
「あ、ありがとうございます。じゃあこれ、お願いします。」
友達同士で来ていたであろう数人組のうちの一人が声をかけてくれた。
人の善意ってあったかいな・・・
これからは、駅とかで奇行に及んでる人を見かけても優しくしてあげよう
いや、やっぱ怖いわ。でも、こういった分断がJOKERを生んでしまうんだよな・・・
こんな感じでした。気持ち悪いですね
記憶交換の儀式
名前だけだと、『嘘喰い』のラビリンス編みたいだけど、あんな恐ろしいものではない。
これは、5人集まってとあるお題に関するエピソードを思い出す
↓
そのキーワードを5つ紙に書き、ランダムに配布する
↓
キーワードからエピソードを逆算し、”ない話”をでっちああげ、自分のものとして語る
というゲーム。人間の記憶なんて、簡単に歪んでしまうというおもしろさがありました。
いたよね、仲間内で流行ったネタとかワードを、後から俺が考えたっていけしゃあしゃあと言ってのけるヤツ!ホントハオレガカンガエタノニ・・・
ちなみに僕が参加した回のお題は「修学旅行」で自分の提出したキーワードはこちら!
修学旅行で僕の身に何が起こったのでしょうか?この紙が回ってきた人はマジで悩んでたので申し訳なかったです。
ラストは一年生ゲーム
おそらく、このゲームに関しては、僕がゴチャゴチャ書くより、制作者であるニルギリさんのnoteを読んでいただいた方が早いでしょう。
今回、僕がもし、この展覧会がまた行われるならぜひ参加したいと感じた理由がこのnoteでした。
NO.17さんには、謹んでご冥福をお祈り申し上げたいと思います。
そして、NO.17さんのお兄様には、お悔やみを申し上げると同時に、大変な勇気をもって弟さんのことを公開してくださったことに、不謹慎であるかもしれませんがお礼を申し上げたいと思います。
僕は以前落合陽一さんの企画した耳で聴かない音楽会に参加しました。
この時にも感じたことなのですが、善という価値観は時代によって変わるけど、耳が聴こえない方が音楽を楽しむことができるということや、死を意識した方がゲームによって希望を持てるような試みって、どうあっても善なることで、本当に尊いことだと思うんです。色覚障害のある方が、補正をかけたメガネを掛けて初めて多くの色を認識する動画とか、最高ですよね!(そう言ったダイバーシティ性の高い方々をエンタメ的に消費することは良くないことではありますが)
今回、そんな価値のある試みに触れることができた立場として、この一年間を有意義に過ごせるよう頑張って行きたいです。
長くなりましたが、紹介はこれで以上です。
最近、アナログゲームシーンが盛り上がりを見せる中で、日本においても様々なゲームが制作されていっています。
そして、僕もアナログゲームを好む人間として触れていく中で、中にはちょっとナンセンスだな・・・と思うような題材や内容のゲームも時折見受けられます。
だからこそ、クリエイターという立場から、もう一度シーンに様々なことを問うことが必要だったのかと思います。
おそらく、それが一番顕著に出ていたのがギャラリー・トークだったのだと思います。
五日間のテーマの中に、美学や芸術と並んで、”編集”や”UX”が並んでいる。しかもUXのゲストは、あのnoteの深津さん!
ビジネスでは、今ユーザーにどういった体験を提供するか?と言ったテーマは盛んに議論されているかと思いますが、アナログゲームも単なる消費されるエンタメを超えて、次のステップへと踏み出そうとしているのではないでしょうか。
あるいは、仮にもエンタメ大国である日本では、そうしないとこの先生きのこれないと感じられているのかもしれません。
長くなってしまいましたが、この記事はこれで以上です。
この楽しい楽しい展覧会は、明日12/15(日)が最終日ですので、興味のある方は是非言って見てください!
それでは、また次の記事でお会いしましょう!!
(かいたヒト:コバヤシ)
映画で振り返る2019年!!!!
コモリです!どうも
早いところですが2019年、終わってしまいますね。皆さんは充実した生活を送ることができたでしょうか?
今回の記事は僕が好きな「映画」をテーマにして2019年を振り返ってみようぜ!いう内容です。
そういえばこんな映画があったなあ、みたいなことを懐かしがりがてら、読んで頂けると嬉しいです。それではいきましょう!
1月〜3月
旧暦でいう春の期間僕が劇場で見た作品は
「ギルティ」
「キャプテンマーベル」
「スパイダーバース」などでした
「ギルティ」は大々的に有名になってはいませんが、「事件を直接描写しない」表現方法に他の映画では感じられない臨場感を味わえました。
「スパイダーバース」もスパイダーマンファンとしては最高の映画でした。ハイセンスな映像演出によって、コアなファンからあまり詳しくない人まで誰もがスパイダーマンの魅力を楽しめる一作でした。
自分はこの期間はあまり劇場に足を運ぶことが出来ませんでしたが、その分ストリーミングサービスで「ドクターストレンジ」、「ソー・バトルロワイヤル」、「アベンジャーズ・インフィニティウォー」などを見ていました。理由はもちろん、お分かりですね?
自分が見れなかった有名どころの作品だと「劇場版シティハンター」、「アクアマン」、などが話題になっていました。
4-6月
旧暦でいう夏です。この期間に自分が見た作品は「アベンジャーズ・エンドゲーム」
「名探偵ピカチュウ」
「プロメア」
などでした
特にエンドゲームを劇場で見れたのは非常に思い出深いです。この作品は世界興行収入においてギネスの記録を突破したことで話題になりました。無敵すぎる。リアルタイムでアベンジャーズシリーズを追えて本当によかった…
「名探偵ピカチュウ」、「プロメア」もネット上で話題となっていましたね、どちらの作品のキャラクターもSNS上でよく見かけました。
特にプロメアの爆発的な人気、そして上映の継続にはファンの熱い魂を感じさせられました。
その他自分が見ていないものだと「アラジン」、「X-MEN ダーク・フェニックス」などが話題になっていました。X-MENシリーズもいずれ履修したいです。
7-9月
旧暦秋、後半戦開始です。この期間自分はあまり映画館に行けなかったのですが、
「天気の子」
はバッチリ見に行きました。
ビジュアル、音楽、演出など含め、新海誠の生み出す世界観は流石としか言いようがありませんでした。水浸しになった東京の姿はとても印象的でした。
その他自分が見に行かなかった作品だと「トイ・ストーリー4」、「ドラゴンクエスト・ユアストーリー」などが良くも悪くも話題になっていましたね。ドラクエは公開前まで見る気があったんですが…
10-12月
旧暦の冬、この期間自分はずっと「仮面ライダービルド」を見ていたので本も映画もロクに見れなかったのですが、問題作「ジョーカー」はしっかり見てきました!
ホアキン・フェニックスの怪演、陰鬱な雰囲気、賛否両論ありますが非常に話題となりました。ちなみに自分は上映中終始コウメ太夫がチラついてダメでした。
また11月に公開された「すみっコぐらし」の劇場版も超の付く泣きアニメでした。
私事ではありますが20年生きてきて初めて映画で泣きました。すみっコぐらしで。
この他自分が見なかった作品で有名どころだと「IT/イットTHE END “それ”が見えたら、終わり。」、あと「アナ雪2」も色々あって話題になりましたね…はい。
と、こんな感じでとりあえず1年見てみました。さてここで、今年の映画興行収入ランキングを見てみたいと思います。
<日本版>
https://entamedata.web.fc2.com/movie/movie_j2019.html
日本版での興行収入は天気の子が堂々1位に輝いていました、流石は新海誠です。個人的に意外だったのがアラジンが2位だということ、そしてエンドゲームが7位だという点です、これは予想できませんでした。そして何よりコナンです、コナン君人気が絶えない。一般ファミリー層からオタク層までしっかり掻っ攫う、そして堅実な歴史の積み重ねが全てを物語ってますね。
打って変わり、世界の興行はこんな感じです。
<世界版>
https://entamedata.web.fc2.com/movie/movie_w2019.html
世界トータルで見るとやはりエンドゲーム凄まじいなあという印象です。アバターを越しただけはありますね。
また日本では18位のスパイダーマン・ファーフロムホームが世界で見ると3位というのも、やはりマーベルの人気が強いなあと感じさせられます。洋画がある程度人気といえど、日本ではやはり根強く日本の映画が好まれるんだなあ、と思った次第です。
いかがでしたか?
正直今年は映画好きとしてかなりアツイ1年だったと思います。特にアベンジャーズシリーズが一区切りしたのが大きいかなと。
またスパイダーバースも個人的に好きな作品であり、次回作が非常に楽しみです。就活が本格的になって色々しんどくなってきそうですが、映画を命の糧にして来年も生きていけたらなと思います。
それでは次の記事でお会いしましょう!
ミーハーな僕は大嘗宮を観に行った。
どうも、こんにちは。
最近起きると正午を過ぎてるくりぃむぱんです。
どうやら世間では元号も変わり、新しい天皇が即位したとかで、今年は珍しいイベントがちらほら開催されてます。
大嘗宮もそんな祭祀の一つである『大嘗祭』で使用された建築物です。
そも大嘗祭とは何ぞ? となる人も多いとは思いますが、例年行わている中でも、新しく天皇が即位した際にその都度初めて執り行われる『新嘗祭』の事を指して『大嘗祭』と呼んでるそうで。
その年に獲れた穀物を高天原やその他の場所におわす神々にお供えして、ついでに天皇もお供えされた穀物を美味しくいただきましょ、という感じの新嘗祭。
その初回限定豪華仕様特別版のことを大嘗祭というんですね(適当)。
正直、あまり天皇の祭祀やらに興味は無いんですが、「建ててすぐ壊すのももったないよな〜」みたいなノリでさらっと一般公開されてる割には、結構貴重な歴史的資料だと思われるため、この度は大嘗宮を撮影して参った次第であります。
もしも将来、『CR皇室』や『影武者だったはずのオレが天皇即位!? やりたい放題の天皇ハーレム』みたいな不敬罪まっしぐらの作品を制作する人々の資料収集の一助になるよう、大嘗宮の写真をここに放置しておきます。
どうでもいいんですけど、公家方面の人間に対して"影武者"って言葉使うのめっちゃ食い合わせ悪くて笑いますね。
クソほどに人が多くてほんとに大変だったんですよね……。
なんとか最前列を押さえて撮った悠紀殿側。
人ゴミ名物「押さないでください」警察官。
比較的人のいなかった主基殿側。
膳屋の壁にぶっ刺された椎の葉たち。
なんで椎の葉が刺さってるのかは知らない。
主基殿の側面側の写真。
それにしたって空が青い。
大嘗宮の裏手まで回るとほとんど見物客は居らず、一気に風情溢れる空間と化していく。
なんか終盤はふつうに綺麗な写真になってしまった。
インスタ映え路線でも戦線を展開できそう。
とりあえず放出できる写真はここらへんです。
もっと内部の構造まで細かく撮れればよかったんですけど、流石に外側しか立ち入りは許してくれませんでしたねえ。
だれか大嘗宮の内部の詳しい資料持ってたら分けてください。気になります。
それでは今週はこの辺で。