新年、明けちゃいましたね。

 

明けましてオメデトーございまっす!

 

2020年が始まってしまいましたね。

オリンピックやら何やら、今年も否応無く日本全体が騒がしくなりそうです。

わたくし、くりぃむぱんも今年は何かと忙しい年になりそうでして、なにぶん卒業と就職を控えての新年なのです。

大学生最後の年となり、およそ4年間の学生生活を振り返ってみたりみなかったりしていますが、あんまりパッとしない日々でしたねえ。

入学前までは、大学にデビューすればそれはもう目眩く薔薇色のキャンパスライフが待っていると、よく自分の将来に過度の期待をかけていたものですが。

 

さてこのブログ、突発的なゲリラ投稿を除いて、毎週の金曜日に記事を更新するというスタイルで続いてきたのでありますが。

 

すいません。

つい、前回の更新を忘れておりました。

 

……ゆるして♡

 

年内最後になるはずの記事はかくして一年最初の記事となり、そしてまた肝心のネタも特に思い浮かんでいないという次第であります。

 

昨年末4日間に渡り行われたコミックマーケット97に参加してきたため、一番記憶に新しくかつ話題性が辛うじて見られるものとしてはソレを採用したいのですが、getしてきた戦利品を見返せば、ざっくざっくと掘り返されるは薄くて厚い本の山。

 

99%がアダルト!!

 

紹介したくても、することなぞ出来ない!

 

いやそも、ブログだからといって一辺倒に"紹介"ばかりを扱わなくてもよくない???(開き直り)。

 

情報社会において、何かを検索する、何かを閲覧するという行為は、その動機に"新規性"を多寡問わず含んでいるように思える。

知らない事を知るために、ネットを開く。

何より恵まれているが故に、間隙が無い。

どこかへ辿り着くためだけに、脚を動かさねばならない。

 

でも私は、当ての無い徘徊が好きで、味の無いガムが好きだ。

 

もはや、どこにも辿り着かない事を愛していると言ってもいい。

 

いきなり衒学的な方向に傾いてしまったが(衒学という言葉そのものが衒学的だと言わずして何と言えよう)、言いたい事はただ一つ。

 

「特に書きたいネタの一つも無いけど、暇ならちょっとした雑談に付き合っておくれよ」という事である。

 

以下は駄文。

勿論、以上も駄文だった。

 

コミケの歴史は露と知らぬが、直近4日間の開催では、来場者が70万人だかを超したらしい。

1日あたり20万人弱という、地方の木っ端市町村の人口を遥かに凌ぐ大盛況ぶりである。かくいう私の地元でも、市長が誇らしげにその増加を語っていた住民数は20万人に遠く及ばない。

 

コミケに行く度、それもビッグサイトの会場内に脚を踏み入れてしまったその都度に、私はコミケへ来た事を後悔する。

 

そのあまりの人の夥さに。

 

通勤ラッシュの山手線、キツい。

京浜東北線、上に同じ。

 

さりとてコミケは、特に3日目(分かたれし4日目も)は、別格の地獄を見る。

 

「人混みが苦手で〜 (ToT)」と宣うにも限度がある。

前後左右に人、人、人。

おしくらまんじゅうの世界記録。

人が多すぎて動けない。

なのに、動こうとする。

動かなければ同人誌を買えないからだ……。

 

あれは紛れも無いこの世の地獄である。

 

まァぶっちゃけ、コミケのお祭り騒ぎ感はとても楽しい。ワクワクする。前日の夜はなかなか眠れない。それでも英気を養うために9時には寝るけど。日の出前に起きて始発列車に乗る。吊り革を握る顔触れは見知らぬ者ばかりでも、雰囲気で悟れる。

 

あ、こいつオタクじゃん。

絶対コミケ行くやん。

てか、肩からかけてるこもわた遙華さん絵のトートバッグ、ええやん。スマホのカバーもゆずソフト。香ばしいやんか。

 

コミケは冬も辛いが、夏がめっぽうキツい。

 

暑さによる不快感もさることながら、常に熱中症の危険と隣り合わせの状態で何時間も過ごすことになる。定期的な水分補給は欠かせない。けれど、下手なサークルより長蛇の列を作るトイレに並ぶ愚を犯さぬために、飲みすぎる事も許されない。

身体的生命と社会的生命を賭けて行われるちょっとした綱渡り。

毎年ほんとうに気が滅入る。

 

漏らしたら同人誌は買えない。

倒れても同人誌は買えない。

勿論、体調を鑑みて列から離脱しても、同人誌は買えない。

 

じゃあ、少し無理をするしかないよね?

 

 

そうして人は、オタクになる。

 

 

嫌すぎる。

でも、同人誌が欲しいから仕方ないんだよなあ。

 

誰か、コミケに代わる新しい同人誌即売システムを考えて欲しい。もういっそ、全部バーチャル化しちゃおう?

本も刷らずに電子データにしたら余りも出ないし、欲しい人全員に行き届くよ?

そうすべきだって!

 

なので私は、コミケを己の欲望のために不可欠な場としながらも、コミケには新しい紳士の社交場のための礎になってほしいのである。

 

お願いだから誰か。

この最も楽園に近い地獄に。

終止符を打ってくれ……。

 

苦難に満ちた現実からの解放を願う。

 

1月2日、くりぃむぱん、