リングフィット4日目
どうも、くりぃむぱんです。
巷で話題のリングフィットアドベンチャー。
それがついに我が家にもやってきました。
健康志向という程でも無い私ですが、出不精の人間でもお家で楽しく運動ができるらしいとのことで、ひょいと飛びついてしまいました。
ほんとはもっと早くに始めたかったのですが、人気が爆発して以降、どこのお店でも売り切れ状態。在庫の再入荷の時期も目処が立っていないなんて状況で、ほとほと困り果てました。(中古品を定価の1.5倍以上で販売してるネット出品は勿論買うわけがない)
奇跡的に在庫が復活した瞬間に購入することができたので、やっとリングフィットの輪に仲間入りを果たせたわけです。
さてリングフィット、聞いていた前評判の通り一日30分遊ぶのが限界のゲームでした。それも、1プレイが30分も続くようならオーバーワークか、強度が弱すぎることをまず疑うレベル。
アドベンチャーパートオンリーでゲームを進めておりますが、一日になんとか二つか三つのステージをクリアするのが精一杯で、現在は三章を攻略の真っ最中。
ストーリーが進行するごとに新しい技や能力が解放されていくシステム。モンスターやボスとの戦闘はレベル&スキル制で、レベルを上げれば敵に対して優位に立て、また攻撃力の高いスキルを手に入れられれば、より早く敵を倒せて受けるダメージが減り、生存しやすくなります。
私はRPG等ではキャラのレベルを適正値の遙か上まで上げてから余裕綽々の態度でステージ毎のボスに挑むタイプのプレイスタイルを好むのですが、流石にリングフィットでレベリングをかまそうとは思えませんでした。
なにせ、レベルを上げれば敵を倒しやすくなるとはいえ、その敵を倒す何倍もの苦労をレベリングの過程で行う事になり、それが例え余程の雑魚モンスターであったとしても、己のスタミナには限界があるのです。
HPやMPが減ったら一瞬だけ宿屋に戻って回復し、またダンジョンに潜り直すなんて力技は現実には不可能だと理解しました。いや、正確に言うならば、減ったリソースの回復には消費した時間の何倍もかかるという、至極真っ当な摂理を改めて思い知らされただけなのでしょうが。
レベルが上がると嬉しい。
でもレベルが上がると、より強い相手と戦わねばレベルが上がらなくなる。
格上の敵と戦う。
倒し、レベルが上がる。
だが次に戦う時、その敵はもはや格上ではなく、また新たな強者との戦闘に明け暮れる……。
剣と魔法とレベルの世界の闇を垣間見ました。
これじゃ一生、楽になれねえわ。
物語の主人公って、常に自分より強い相手を倒さなければならないの、大変ですね。
ちょっと今までと同じ気持ちで漫画を読めなくなりそう。
こちらはなんとか退けることができたボス
ドラゴさん。
ストーリーが序盤も序盤なのでよくわかりませんが、ドラゴさんは闇の力と同化して不死身である様。倒しても次の章ではケロリと再び立ちはだかってきます。
コイツ、スクワット20回したくらいじゃ全然ダメージ入らないんですよ。というかそもそも、スクワット20回程度じゃ野良モンスターを一匹倒せるかどうかも怪しいのがこのゲームなので、戦闘パートが入る度に悲鳴を上げながら己の筋肉を酷使する目に遭っています。
学生時代の体育の授業。
一番嫌いなのはマラソンの時間でした。
息も切れて苦しいし、足も次第に上げるのが辛くなっていく。
しかし!
リングフィットアドベンチャーで一番楽な運動はランニング!!
走ってる時間=休憩。
多少辛くたって脚は上げようと思えば上がるじゃないですか。最悪上がらなくたって動けば前に進めるし。
でも、筋トレは違う。
動かなくなるの。手足が。
リングを押し込むことで決定ボタンを押したことになる仕様なので、最悪その戦闘から逃れるために「あきらめる」コマンドを選択することも出来なくなる可能性があります。まあ普通、その前に止めるか休憩しますけど。
あれ程までに厭であった「走る」という行為に、好感が芽生え始めています……。
嫌いな相手ほどコロリと好きになってしまう、なんて展開は本当にあるんですね。驚きました。
二章をクリアしたあたりで色々なスムージー(回復アイテム)が作れるようになって以来、ステージに落ちてる野菜や果物を拾ってスムージーにするのにハマってしまいました。
勿論、スムージーを製作するのにも汁を搾りだすトレーニングが毎度必要になって苦労するんですけどね。
ボタン一つでスムージーが作れるミキサーって便利なんだなあ。
くりぃむぱん