インドから埼玉まで∼2019映画振り返り∼

いやぁ、映画って本当にいいもんですね~

 

今回は僕が2019年に見た映画を振り返っていきたいと思います。

 

1月

バジュランギおじさんと、小さな迷子

 

生まれつきしゃべることのできないパキスタン人の少女「シャーヒダー」は、母親に連れられ、列車でインドのモスクに向かう。

しかし、その道中で母親とはぐれしゃべれないのにインドに取り残されてしまう

 

その絶望的な背景をふまえてこの動画を見てほしい。


「バジュランギおじさんと、小さな迷子」【1.18公開】底抜け正直者パワン登場!ダンス映像

 

この歌が始まった瞬間僕は思いました

 

勝った!!

 

なに以下はわからないけど、とにかく勝ったと思った。

ちなみに主人公のバジュランギおじさんはこの時点では特に何物でもない普通の青年。

でも群衆のどセンターで踊ってるし何故か写真を求められる。主人王だから。

インドとパキスタンの関係(印パ戦争wikiへ)も絡めつつ、ウソもパスポートもお金もナシで少女をパキスタンに送り届けるストーリー。泣いた。

 

2月

 

シティ・ハンター<新宿プライベート・アイズ>


「劇場版シティーハンター <新宿プライベート・アイズ>」本予告第二弾 | 2019年2月8日(金)全国ロードショー

 

大将いつもの!って言っていつものがちゃんとと出てくる映画。

あとGet Wild.

それこそが実は難しいんだけど、みんなが食いたい味が二兆憶万点で出てくる時点で偉い。

 

THE GUILTY


映画『THE GUILTY/ギルティ』予告編

 

ピザの注文に見せかけて警察に通報したTwitterとかでよく見るあの話的な映画。

コールセンターにいる主人公が電話だけで事件と向き合う。

主人公は無口で厳格な人だけど、自分だったら絶対

「いやぁ~、えっ、あっそっち!?いやそれ、わからな、う~ん、オレ、オレのせいかコレ?あ~、いや、でも、う~んやっちゃったn、え~マジかよぉ」

ってなってる。

 

翔んで埼玉


『テルマエ・ロマエ』の監督が贈るディスり合戦開幕! 映画『翔んで埼玉』予告編 /2月22日(金)公開

 

草。栄光ゼミナールやん。

与野市民としては与野の扱いに草を禁じ得ない。

地味にエンディングのさいたまの歌の映像が良い

 

アクアマン


海の生物すべてを従え戦うニューヒーロー『アクアマン』日本版予告

筋肉とおさかなが最高!

「マン・オブ・スティール」以来なんか暗いと言われたDCEUの空気をいい意味で入れ替えてくれたカラっとさわやかな映画。

ブラックマンタも良かったし映画館で見れてよかったよかった

3月

スパイダーマン:スパイダーバース


映画『スパイダーマン:スパイダーバース』本編映像<スパイダーマンは1人じゃない編>(3/8全国公開)

 

マ、マンガの絵が動いてるじゃないかぁー!!

と劇場でアオイホノオみたいな驚き方をしてしまった超々名作。

何故スパイダーマンはヒーローなのか?

その過程、理由、意味、生き方をまとめて描いてしかも面白いってどうなってるんだまったく!日本ではペニーがオタク人気だった印象が強い

 

キャプテン・マーベル


映画『キャプテン・マーベル』本予告

 

MARVELの方のキャプテン・マーベルの映画。

強い女性。

まだ3月は日本では今ほどフェミニズムを含むポリコレの議論は活発化されてなかった気がする(Twitter上で)ので、これを見たときは「これってポリコレ的な表現ってことでいいのかな?」と思った記憶がある。

キャロルが文字通り立ち上がるシーンはカッコよかった

個人的には女性の女性としてのカッコよさは「オーシャンズ8」の方が好きだった

 

4月

シャザム!


90秒でわかる映画『シャザム!』特別映像【HD】2019年4月19日(金)公開

 

DCの方のキャプテン・マーベルの映画。

公開時期と宣伝のせいで割を食った印象の強い良作。

めんどくさいオタクとしては、「アメコミ史上最年少”ダサかわ”ヒーロー」だの「逆コナン」だのという終わったユーモアの餌食になってしまったことや福田雄一さんの吹き替えキャスティングで荒れたのが本編の内容より目立ってしまったのが残念で仕方ない。

公開時期的にマスの話題はエンドゲームにかっさらわれちゃうのはしょうがないんだから無駄に大衆に媚びて歪めてしまうよりはとれる牌をちゃんと取ってほしかった。

 

とはいえ内容は家族に重点を置いてメリハリも聞かせつつきちんとまとまっていて加点方式でも減点方式でも高い得点を出せていたと思う。

 

アベンジャーズ/エンドゲーム


映画『アベンジャーズ/エンドゲーム』冒頭約8分のプレビュー映像

 

10年かけて作られた伝説の一つの区切り。

あんなん泣くにきまってるじゃないですか!

 

今現在21歳で、「アイアンマン」が公開されたのが2008年 。

人生の半分近くを共にしてきたもはや幼馴染といっても過言ではない面々のあの勇姿、泣かないはずがない。

 

この映画の公開をきっかけに、どれだけ布教してもなびかなかった人たちが一斉にMCUを見始めて面白い面白い言ってるのがかなり印象的だった。やっぱり区切りをつけるのって大事なんだなぁ。

 

5月

アメリカン・アニマルズ


犯罪映画を参考に作戦を練った大学生、まさかの実話/映画『アメリカン・アニマルズ』予告編

 

アメリカで大学生が実際に起こした強盗事件を本人たちの回想で振り返る世界丸見えみたいな映画。現実的に「オーシャンズ11」を行うための指南書。

 

なんというかオチがえらく空しい。

個人的「JOKER」と合わせて見たい映画その1。

 

プロメア


映画『プロメア』ロングPV 制作:TRIGGER  5月24日〈金〉全国公開

 

いつものTRIGGER

安定のTRIGGER

いわばTRIGGER定食

技術のベンチマーク的に入れられるものをいろいろ突っ込んだオールスター天丼みたいで見ていて楽しかった作品。民族問題の扱い方とか的にも彼らはこれからグローバルに戦っていきたいのかなぁという印象。

 

6月

スパイダーマン・ファー・フロム・ホーム


スパイダーマン: ファー・フロム・ホーム (吹替版) - Trailer

 

よかった

アクションや超能力の描き方はさすがとしか言いようがない。

ハッピーが「BGMは任せろ」って言った瞬間号泣した。隣のおじさんも泣いてた。あの瞬間ぼくらはきっとつながってた。

 

メガネをかけるとミステリオを演じたジェイク・ギレンホールの顔の雰囲気がちょっとトニーに似てるのめっちゃずるいと思う。

 

7月

存在のない子供たち


映画『存在のない子供たち』予告編

 

自分には想像のできない世界の話。

見てよかった。貧困とは、そこでなんとか生きている子供たちは何を思うのか。

育てられないのに生むのは罪なのか。月並みだけどいろいろなことを考えさせられた。

こういう映画を学生のうちに見ておけてよかったと思う

個人的「JOKER」と合わせて見たい映画その2。

 

8月

ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド


レオ様がブラピの肩で男泣き!? ラブラブ本編映像が解禁/映画『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』

 

まさか見た後の感想が

「いやぁ、クスリでトんだブラピがヒッピーをワンパンでブチ殺すシーンは最高でしたね」になるとは思わなかった。

アメリカのカルチャーシーンに切り込んだ面白い映画だけど日本人なので後で調べるまで意味が分からなかった。面白かったけど。

あとディカプリオがツイスト踊りながら歌うシーンが最高すぎる。

 

9月

ホテル・ムンバイ


実話を基にテロから宿泊客を救うホテルマンたちの姿が熱い/映画『ホテル・ムンバイ』の本編映像

理不尽な暴力に突如襲われるという恐怖・・・

2008年にムンバイで起きた同時多発テロを描いた名作。

テロを起こした少年たちの背景も描かれていて重い・・・

最悪の志村後ろ後ろ!が味わえるので見てほしい

個人的「JOKER」と合わせて見たい映画その3。

 

10月

JOKER

『ジョーカー』心優しき男がなぜ悪のカリスマへ変貌したのか!? 衝撃の予告編解禁

 

見た後にいろんなことを思わせてくれた名作。

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こんなことをスクショ6枚分くらい書かせてくれたので僕はキモイですがこの映画は名作。でもレビューをここで書こうと思ったら、誰に何をどこまで配慮すればいいのかわけわからんくなってしまい書けなくなってしまった。

 

ただ、作中でマレーが言ったように、どんなにつらくても人を殺した時点で僕はアイツを許容することはないなと思った。

 

ガリーボーイ


『ガリーボーイ』絶賛公開中!特別映像

 

路地裏育ちという意味のガリーボーイをMCネームとして背負った主人公の成り上がりの物語。

貧困や苦境からの自己の開放としては、個人的にはこういうのが一番好き。

個人的「JOKER」と合わせて見たい映画その4。

 

11月

テルアビブ・オン・ファイア


映画『テルアビブ・オン・ファイア』予告編

人種的な溝や国際問題などを下敷きに、見栄と昼ドラを味付けとして昇華した作品。

正直パキスタンとかの問題は詳しくないので一部しか拾えてないんだろうなぁ感はあったけど、隣にいた外国人4人組がめちゃめちゃ笑ってたのでいい作品だと思う。

 

以上、コバヤシの2019年の映画の振り返りでした。

それでは、また次回の記事でお会いしましょう

(かいたヒト:コバヤシ)