リミックスのリミックスのリミックスのリミックスのリミックスのリミックスリミックスのリミックス、流石に別の曲になる説
こんにちはコモリです。あけましておめでとうございます。2020年になってしました。
本来なら定職に就くことを第一に考えて動いていないといけない時期に、動画を編集し、ブログを書いて、このあとブックオフに行く予定です。何やってるんだ。
今回はなんと1年かけて行った実験型コンピレーション「伝言コンピ」に関する所感みたいなことを記事に起こしたいと思います。
1伝言コンピとは
「一つの曲に対してリミックスを何度も重ねて行っていったらどうなるのか」を検証するために企画した実験です。シンプルに自分が気になったから企画しました。
具体的な流れとして
①まず自分がオリジナルとなる楽曲を作り
②別の人にその曲のリミックスを制作してもらう
③「そのリミックス」のリミックスを更に別の人に作ってもらう
の繰り返しを8人分行いました
正直半年くらいで終わるかなと思ってたのですが、自分の管理が下手だったため大分かかってしまいました。ごめんなさい。
2実験の結果
分かりやすくするため一連のリミックスの流れを動画にまとめたものがあるので、それを用いて解説していきます。
第一部 原曲から2人目のリミキサーまで
https://twitter.com/kforest34/status/1213419260468314113?s=21
動画の方は3曲ごとにまとめてあります
まずは自分の曲から2人目のリミキサーまでです。動画を見てわかる通り、流石にここまでは大きな変化が現れていないように思います。まだまだ原曲要素も元気いっぱい。
構成に関しても、動画の方ではカットされていますがCHUBAYさんのリミックスから大分違う展開が挟まれるようになってきています。是非フル尺で確認を。
第二部 3人目から5人目のリミキサーまで
https://twitter.com/kforest34/status/1213420801443033088?s=21
ここで転機が生まれます。3人目のkouさんがボーカルサンプルを投入し、BPMを下げていきました。サビも原曲のメロディを使用しておらず、ここで原曲の雰囲気が崩れてきた気もします。
しかし次なる2人のリミキサーの方々によってジャンルが再びハードコアテクノに、そして更にBREAK COREに変貌を遂げました。そのうえ両者ともkouさんの入れたボーカルサンプルをしっかりと使っています。
それでも、原曲のメロディはなんとか喰らいついて残ってます。逆にすごい。
第三部 6人目から8人目のリミキサーまで
https://twitter.com/kforest34/status/1213421770448834565?s=21
Break coreからアートコアになったEcho君、大分形を変えて来ました。まずメロディラインの方に関して、原曲の香りは残っていつつも「なんか別の曲っぽくないか?」ともいえるラインにも到達しました。そしてボーカルサンプルに関して、まるで「え、私元々いましたよ?」と言わんばかりに馴染んでリミックスされています。
その後のCaffeineさんのリミックスはLuuc1Aさんのリミックスを基に四つ打ちのハードコアに戻してくれました。
そして最後のリミックス。Sh.r-Yさんがトリを務めてくださいました。途中からガバキックが鳴るハードコアになっていますが、そのメロディは「原曲っぽいけど原曲のものではない」感じになっていました。同時にボーカルサンプルはガンガン使われており、カットアップにされてサビでもどしどし使われています。また、展開も原曲とは大きく異なり、むしろこれまでのリミックスの中で見られる「最初にドロップが入ってブレイクを挟み、サビが来る」という形をとっています。
ここまでのリミックスの結果をまとめると
・メインとなるメロディは変化しているものの、原曲っぽい雰囲気が残っている
・構成は原曲から明らかに変化した
・原曲になかっ要素が付与されて最後まで残る
といった感じでしょうか。総じて原曲とは大きく異なる形に変貌していきましたが100%別の曲ともいえない感じになっていると思います。
というわけで、独断ではありますが結果は
「完全に別の曲になることはなかった」
ということでした。
3まとめ
正直もっと全然違う曲になるのかな~と思ってた自分としては意外な結果でした。
ただリミキサー陣をもっと多様なジャンルで揃えたり、或いはレギュレーションを詳細に決めたら違う結末を迎えたのかもなあとも感じます。
さてはともかく、本コンピに参加してくださった皆様、並びに動画やブログを見てくださった皆様には感謝いたします。ありがとうございました!
では、よい1年にしていきましょう!!