渋谷パルコいってきたレポ~ト
こんにちは、コバヤシです。
先日リニューアルオープンし、SNSを賑わせている渋谷のパルコ、早速行ってきたので、感想や気になったところを紹介していきます!
まずは気になるスポット!
ちなみに僕はファッションに疎いので、
こいつの記事参考になんねーよ!!ペッ!と思った方はこちらの公式ページからいろんなブランドを探してみてください
それではコバヤシ的注目スポット、最初は5Fのこちら
RADIO EVA STORE
下の写真が入口なんですが、ロンギヌスの槍に気づくまで普通にストリートファッションの店だと思ってました・・・
売っている服はエヴァの要素をロゴやワンポイントとして取り込んだものが多く、いわゆるアニメTシャツみたいなものは無く、あくまでエヴァをコンセプトとしたブランドだというのが見て取れました。
どうでもいいですが上の写真、マジメで純朴なシンジくんがストリート系の服着てると、こじらせちゃった中学生みたいウケますね。
店頭で見て「お前・・・なんでよりにもよって黒一色なんだよ・・・デュラララにでもハマったんか?」とニヤニヤしちゃったのであの時店内にいた人はさぞかしキモかったことでしょう
お次は2F
OIL by 美術手帖
アートポータルサイト「美術手帖」さんの運営するECサイトの実店舗であり、
ギャラリーであり、カフェであり、ショップでもあるというてんこ盛りな場所。
カフェとしては主に緑茶を売っており、僕は「水出し緑茶」をいただきました
ビーカーやなんかオシャレなガラス製の道具を使って目の前でお茶を淹れてくれるんですが、タイマーに懐中時計風のものを使っていたり、淹れている風景そのものがスタイリッシュ&シャレオツで最高でした。お茶は、水出しなので、お茶の風味を強く感じながらも渋みはなく、ほんのりとした苦みがあっておいしかったです!
3つ目は9Fのこちら
シブカル祭
2011年にパルコで始まったカルチャーイベント
「シブカル祭」がパルコリニューアルとともに帰ってきた!というものだそうで、様々なクリエイターの作ったZINEなんかが置いてあり、サークルでミニコミをやっている身としては、内容もさることながら、髪質や印刷、デザインやフォントの醸し出す全体的なアングラの香りがたまりませんでした
4つ目はこちら!
と言いたいのですが、出店ではなくパルコ自体の催しなのか、フロアガイドで発見できませんでした。階は確か4F。
VRゴーグルを貸し出して、パルコ内でVRを用いたアクティビティをやっているようで、エスカレーターを上がってきたらいきなり通路にスタッフに先導されたVRゴーグルをつけてフラフラと歩いている集団と出くわし、一瞬パルコがディストピアと化したのかと思いました・・・
ほかの場所では床にいろいろなデザインが投影されていてビックリしたんですが、他の人たちは平然と歩いていて”みんな感受性を失っている!病める街TOKYOに蝕まれている!”とおもいました。
最後3つは情報が少ないのでいっぺんに6Fの
Nintendo TOKYO
ポケモンセンターシブヤ
このフロアはこのほかにもCAPCOMやUUUMの店、JAMP SHOPもあったり、CYBERSPACE SHIBUYAの名前の通り、ネット・ナードカルチャーと渋谷の融和を発信するスポットとなっているようでした。
Nintendo TOKYOは事前人気もあってか大盛況でフジテレビが取材してたり、入場規制がかかって90分待ちになっていたりとものすごい有様でした。
ポケモンセンターやJAMP SHOPはほかの店舗よりも色が出ており、(身に着けられる)グッズがかなり押されているように感じました。JAMP SHOPはマンガが一冊も置いておらず、ポケモンセンターは入口のデカいミュウスリーもビビりましたが、入ってすぐにこのようにストリート×ポケモンの展示があって印象的でした。
そしてなにより刀剣乱舞が単独のコンテンツでポップアップストアが出店しているのがかなり印象的でした。人気なのは知っていましたが、まさかここまで巨大なコンテンツになっているとは・・・
(男女のオタクを対比し、対立・分断を煽る意図はなく客観的事実の主観的分析として)オタクの男女勢力図の転換は数年前から騒がれていましたが、男性向けコンテンツはCAPCOMがギリギリ担っているか?というのに対し、女性向けコンテンツがこうフィーチャーされていると、昨今のフェミニズムに対する議論やアメリカにおけるナードカルチャーとストリートカルチャーの融合などもふまえ、いちオタクとして、情勢を見ていく必要性を感じました
スポットの紹介はここまでとして、チョロっとだけ、個人的に新シブヤパルコに感じたことを書いていきます。
キーワードは
・シースルー/オープンワールド
・トレンド
・カルチャー
です。
まずはシースルー/オープンワールドとは・・・
これらの写真に見て取れるように、シブヤパルコの店舗はイオンなんかの箱型のスペースが一直線に並んでいて、そこに店舗を作っていくタイプと違い、まず左右の壁がなく、多角形で服などの陳列もギチギチというよりはゆったりで、ラックも目線以下(身長によりますが)で店の奥までもすっきりと見渡せるようになっているように感じました。
これによって、ドラクエのようにダッダッダッと店(建物)に入っていくという感覚でなく、オープンワールドゲームのように歩いている延長線上で店にいる感覚で、すごく開かれているなと感じました。
そしてこれは建物全体にこのコンセプトが適応されているようで、飲食店も半数くらいは、王将やサブウェイのように、調理場が見え、客席もある程度外から見えるようになっていました。
こじつけかもしれませんが、ECや動画サービス、各種メディアの発達によって、”欲しいものをすぐに手に入れる”ことができるようになったことで、
”どんな店かな?”と思ってすぐどんな店かわからないと見向きされない可能性が高くなってしまったこともあるのかなぁと思いました。
個人的には、多角形の店舗によって、進んでいかないと奥にどんな店舗があるかわからず、探って開拓していく感覚が楽しかったのでよかったです
次はトレンド・・・
これは簡単な話ですが、上に貼ったOIL by 美術手帖の緑茶の写真に載っているのですが、このストローが紙製のストローだったんですよね
www.huffingtonpost.jp
この記事でも取り上げられているように2020年にスターバックスが導入を検討している紙製ストローをすでに実装していたり、(ストローは若干舌触りがザラザラしているけど飲み心地はプラスチックと変わりませんでした)
さらに1FにあったCAMP FIREの展示スペースにこのように、次世代のモビリティサービスとして注目されている電動キックボード(めっちゃほしい)が展示されていたりと社会のトレンドをいち早くトレンドを取り入れているように感じました。
最後はカルチャー・・・
パルコ内にはこんな感じで各所に現代アート的な作品が設置されていたり、劇場やギャラリーがあったりします。
上にリンクを貼ったパルコの公式フロアガイドにも見えるように、ベテラン、新人ひっくるめてジャパンカルチャーを対外(海外)的に発信する拠点として機能させようとしているのかなと感じ、実際に機能しそうだなぁとワクワクしました。
こんな感じで、いろんなことを思ったわけですがフロアが変わるたび、通路を一本進むたびに次は何が出てくるんだろう?とワクワクし、そしてそれを上回るものを実際に提供してくれる超イケイケな建物でした!
土日なんかはとにかく混むだろうけど、それだけのポテンシャルを確実に秘めている建物ですので、渋谷に行ったときは必見のスポットだと思います!!
ここまで読んでくれてありがとうございます!!
(余談)
トイレに行くまでの道めっちゃカッコイイ・・・
(かいたヒト:コバヤシ)
DTMサークルこそ、1年生を囲え!!
Pulses 観光担当のコモリです
私事ですがここ最近、所属している作曲サークル(http://artist.aremond.net/hoseitakuroku/)の
代表の座を次の代に受け渡し、めでたく上皇の座を頂きました。
尤も、このサークルには大上皇がいるので、私の権限は大して強くなってないのですが…
ともあれ、無事に代表職を終えることができました。そこで、この一年で感じた「1年生の大切さ」を元に、DTMサークル運営のお話をしたいと思います。
・自分のやったサークル運営の方針について
自分が代表になった今年は、1年生に対する講習などといったサポートを中心に、サークルのスケジュールを組みました。
とにかく、1年生が自律的に作曲をできるようになる、これが自分の指針みたいな部分がありました。
要するに1年生への囲い込みですね。
・何故、1年生の囲い込みなのか
理由は2点ほど。
一つ目はの理由は、DTMという行為の難易度の高さに由来します。
DTMやってる人たちは自在にDAWソフトを操り曲を作っていますが、冷静に考えて凄い技術です。
DTM続けてる人よりも、始めて挫折した人の方が多いと思います。その原因が曲作りという行為そのものの難しさです。
そんなクソ難しい行為をサークルのメイン活動にするとなるとさあ大変、他のサークルよりも圧倒的に敷居が高くなります。
となると、必然的に他のサークルよりも丁寧な対応が1年生には必要になります。これが一つ目の理由です。
二つ目の理由は内輪の話なのですが、自分の一個前の世代(今の2年生)で初心者が全く定着しなかったという部分があります。
本サークルはまだ出来て4年目というベンチャーサークルです。勢いは結構ありますが、変わりにノウハウがまだまだ足りません。
須らくしてか、初心者への囲い込みが上手くいかず、離れていってしまう新入部員が目立ちました。
これを阻止したいと思ったのが二つ目の理由です。
・実際にやった取り組み3選
ここで、今年自分が今年行った取り組み紹介したいと思います。
Ⅰ.講習会
オーソドックスですが、講習会をやりました。主にDAWの紹介や使い方がメインとなります。
やってて思ったのが、突っ込んだところまで教えるとなると、お互いにある程度の知識が必要になってしまうので、本当に初歩的な部分しか教えられないな〜ということです。
Ⅱ.ジャンルの説明会
後輩の「この曲ってどういうジャンル?」という問いに対して先輩達がアンサーしてあげる感じです。
これ割と大事じゃね?って思ってます。
〇〇っぽい曲を作りたい、って思った時に〇〇っぽい曲がどういうジャンルなのかが分からないと調べようがないです。
それを解消するために新入生にざっくりとジャンルを教えてあげるのも大事かもしれません。
Ⅲ.新入部員&先輩のコラボコンピ
文字通り新入部員を先輩がリードする形で合作曲を作るという試みです。一人だとしんどくても先輩となら曲作れるかな〜と思い、前期の終盤ごろに試してみました。
結果として、曲自体はいくつか投稿してもらえたのですが、先輩が殆どやっていたりと、負んぶに抱っこみたいになったケースが多々見られました。ウーム。
・やっておけばよかった取り組み3選
次に、やっておけば良かったな〜と思う取り組みも紹介しておきます。
Ⅰ.インプットをさせる機会
インプットをする機会をこちらでもっと用意してあげればよかったかな〜と思います。インプットはめちゃくちゃ大事ですので…
一度だけそれらしい機会を用意はしたものの、自分の趣向に偏った曲ばかり用意してしまい、あまり有意義なものにできませんでした。
先輩達おススメの曲を用意して、何度かに分けて聞かせる。みたいな方が良かったかも。
Ⅱ.曲を作る行程を一から見せる
曲を作る流れを一通り見せて上げた方が良かったかな〜と今思ってます。ステムみたいなのをまとめて見せることはやったんですが、それよりもリアルタイムで出来ていく流れを見せた方が良いのかな〜と思いました(3分クッキングみたいに)
Ⅲ.1年生の活躍の場を増やす
1年生にはもっと主体的に曲を作る機械を与えてあげれば良かったなと思います。
例として、先輩にリードしてもらうよりも、期日までに自力で曲を作るという目標を与えるべきだったかと思います。
そして、その進捗を毎週聞くみたいな、宿題&メンター形式の方が良かったのでは?と感じてます。
まとめ
以上、この辺が代表をやってて思ったことなどでした。この世界にどれほどのDTMサークルがあるのか分かりませんが、そういうものに携わる人の参考に少しでもなれば幸いです。
くりぃむぱん、久しぶりの外出(11/15)
どうも、くりぃむぱんです。
最近、自宅どころか自室からも滅多に出ず、友達に誘われて始めたApexくんをやり続けるだけの日々を送っております。
デイリーミッションの残り時間を、太陽と月の傾きの代わりとして過ごす生活……。
流石にそれではイカンと思い、コモリくんに誘われて街へと繰り出したました。
まず向かうは新宿ピカデリー。
映画 すみっコぐらし、Twitterで俄かに話題になり、その感想も「実質奈須きのこ」とかいうポスター画像からは予想のつかない形容が飛び出していたので、つい気になって見てきちゃいました。
内容について詳しく喋ってしまうのはやめときますが、たしかに観てみると「奈須きのこ」呼ばわりされていたのが理解できてしまいましたし、なんならFate/EXTRAであり矛盾螺旋であった……。
私の感想としては、そこに結界師とシャンバラを征く者も追加しようぜ!って感じでした。紛う事なき泣き映画だったのは事実でしたので、身近に泣かせたい相手がいる人は軽率に観に誘ってみるのもいいでしょう。
お次は三軒茶屋。
先日、学内の文化祭で美味しいカレーを提供していたサークルの人が、学生でありながらも三軒茶屋に店を構えていると聞いたので、そこを訪ねてみることに。
しかし、いざお店の前に辿り着いたところで、翌日16日の仕込みのために本日はお休みという事が発覚。
カレーチャレンジは敢え無く失敗。
それでも近くにまた別の美味しそうな飲食店を見つけ、空腹も相まってそのまま入店してみました。
14:30と遅めの昼食となってしまいましたが、かろうじて15:00までランチが頼めるそうなので、コモリと共に『牛すじカレーオムライス』を注文。
(二人して食べ損ねたカレーへの未練が捨て切れずにいる)
(ドリンク、サラダ、スープまで付いてくるオトクメニュー!)
流れている店内BGMがとってもオシャレ。
コモリ曰く、エレクトロ・スウィングなるものだとか。
三軒茶屋という立地も重なって、なんだか自分がとても優雅な人間になってしまったかのような錯覚がしてくる……。
お会計は一人880円(税別)
まさかの3桁。
安い……!
ちょっと気に入っちゃったかも。
三軒茶屋に来た時はまた行っちゃおうかな……。
ちなみにお店の場所はこんな感じ。
牛すじカレーオムライス以外にも色々あったので、もし今度行ってみようかなと思った人は、他にオススメのメニューを見つけたら教えてください。
そんな感じの一日でした。
(帰路、新宿にて)
アイデンティティ・クライシス
こんにちは、コバヤシです。
今日は金曜日じゃないけど、書きたいことができたので書きます。
最初に軽く説明すると、これは、現在就活を控えた大学3年生であり、マンガばかり読んでいた僕が、このツイートを発端にアイデンティティの危機に陥り、己の安いプライドのありかを思い出し、勝手に救われた話です。
※この記事にはアル、ひいてはその運営に対しての感謝の記事であり、批判や批難の意図は一切ございません。また、僕の内心をかなり綴っていますので、人によっては嫌悪感を催す可能性がございます。申し訳ありませんが、あらかじめご了承ください。※
アルというのはマンガ好きのためのSNSで、実際にアルが出版社に許可を取り、許可が下りたマンガのコマを投稿することで好きなマンガを他人に推すことができる素晴らしいサービスです。
現在も頻繁にアップデートが繰り返されており、進行形でどんどんユーザーの意見も取り入れ進化していっている本当にいいサービスだと思っています。
僕がこのサービスを知ったのは確か1月とか2月のことで、このアルを作った”けんすう”さんの講演を聞いたのがきっかけでした。けんすうさんは本当にマンガ愛が溢れていて、マンガが大好きだった僕はすぐに虜になって即会員登録をしました。
しました・・・・・・
したのはいいものの、当時の僕は、自分で公共の場に何かを表現をするということに謎の抵抗感というか気恥ずかしさを持っており、なんとなくアカウントを作ったまま、Twitterでけんすうさんやアルの公式アカウントが日々熱量を持って嬉しそうに自分たちのサービスが進化していく報告をしているのを眺めていました。
3年の夏になり、インターンに行ったほうがいいんじゃないかという焦りから大企業のインターンの面接を受けるも2次であえなく撃沈し、そのままダラダラと、
アルがインターンでもやったら面白いなぁとか思いながらヘラヘラして過ごしていました。
そんなある日とあるツイートが目に飛び込みます。
唯々当たり前のこと。
僕がヘラヘラしてる間に、やることやってる人がいただけ。
頭では理解してても、びっくりしたし、明確に世代に乗り遅れたと感じ、震えました。恐怖で。
それでも未だ僕の腰は重く、自分なりに頑張ってるとか言い聞かせながら、もっと最適解があるはずなのに、ここで記事を書いたりしてるしと自分を慰めていました。
そして月曜日、件のインターン追加募集のツイートを目にし、
応募しなければ!!
とリンクを開き、応募フォームの質問に目を通すと、こんな質問が目に入りました。
あなたは、月に何冊マンガを読みますか?
何冊だろうか?
頭の中でなんとなく数えてみて、読み返した分も含めたら20冊くらいかな?なんて思って、その時一緒にいた友達に、事情を説明して、20冊ってどうなんだろう?と聞いてみたら
いや、だいたい100冊くらいじゃない?俺たぶんそんぐらい読んでるわ
と返ってきました。
マンガには一家言あると思っていた僕の安いプライドはもうコナゴナでした。
↑『エアマスター』屈指の名言。カッコよすぎる。
毎週土日には各地のブックオフに自転車で通い、なんとか安くマンガを買ってきて読み漁り、
迷惑だとは思いながらも、近所のコンビニでジャンプ・サンデー・マガジン・チャンピオン・ヤンジャン・ヤンマが・モーニングを毎週立ち読みし倒していた高校生の頃に比べ、
大学生になり、映画をはじめ様々なカルチャーに手を出し、昔ほど情熱もリソースも割けていなかったこと、そしてそれがいつも心の片隅でモヤモヤしつつも直視するのを避けていたことが否応なしに思い起こされました。
そこから芋づる式に、
以前から自分の趣向に偏りがあり、
少年漫画や、『ベルセルク』や『ヘルシング』みたいなタイプの青年漫画は好んで読むけど、『ソラニン』や『3月のライオン』、『ちはやふる』みたいなタイプはあまり読んでいないと。
ハードコア気取ってウェブマンガにあまり触れてこなかったこと。
マンガ好きであることを自負するのであれば、もっと幅広いジャンルを横断的に読み、知見を蓄えるべきだと感じていたことも思い起こされ、帰りの電車で虚ろになっていました。
そんな感じでフラフラになりながらもなんとか家に帰り、風呂に入ってたら、
更に昔のことが思い出されてきました。
明確に変化が起きたのは2018年2月
映画「グレイテスト・ショーマン」が公開された頃でした。
それまではアングラなオタク趣味を懐に忍ばせ、教室の隅で友達とコソコソしているだけだった僕は、大学に入り映画を見はじめ、「グレイテスト・ショーマン」が公開した時もすぐに見に行きました。
この作品は公開してすぐに話題になり、”公共の場で”、”何の心配もなく”いいよねと言うことができました。
それによって僕は、初めて世界に肯定されたように感じたのを覚えています。
それ以来、僕は誰の目を気にすることもなく楽しめるという感覚に酔いしれ、どっぷりとハマっていき、ある部分では、オタクカルチャーを蔑視するようになってしまいました。
風呂場でその変化に気づいたときは愕然としました。
親に何を言われても
自分が好きならばそれでいいと自分の世界を確立していた、
塾の講師に「大人になったらそういった子供向けのものは読まなくなる」と言われても絶対に一生マンガを愛し続けてやると誓った、
『キン肉マン』のキン肉マン対ネメシス戦に興奮しすぎて夜中に友達に長文でいかに『キン肉マン』が素晴らしいかを送り付けた、
『進め!聖学電脳研究部』のこのページに本気で救われた、
高校生の頃のギラついて尖っていた、
誰かとマンガについて語るのが大好きで、友達に好きなマンガを勧めまくっていた
あのキモオタのコバヤシが、
今自分が最も嫌っていたものになりかけてしまっていたことに。
いつの間にか自分が定量化された数字でしか好きを計ることができなくなっていたことに。
こんな時こそとマンガみたいに
クソオォォォ!!!とかわめこうと思っても
ァ゛ァ゛ァ゛ァ゛ァ゛ァ゛
とかいう亡者みたいな声しか出ないし、
大粒の涙をボロボロこぼそうと思ったけど
軽く涙ぐんだだけで全然涙は出ませんでした。
あの頃の自分は狂ってたのに、今の自分は何かよくわからないものを伺って丸くなっているのがショックで、きっとインターンに応募してくるのは、そして採用されるのはまだ尖り続けている人たちで、そうではない自分が無力で悔しくて、自分のアイデンティティが、すべてだと思っていたものが揺らいでるのにちょっと余裕があるのに腹が立って、今の自分は確実には確実に白浜兼一や伊藤真司や加藤鳴海やキン肉マンがいたから確立できて、こんなnoteまで書いたのに、
いつか自分が何かの表彰台に立ったら素晴らしいキャラクターを生み出してくれた先生方にお礼を言おうと思っていたのに恩知らずに成り下がってしまっていた自分が情けなくて、もうぐっちゃぐちゃになっていました。
そんなことはつゆ知らず、
いつまで風呂入ってんの!ごはん冷めちゃうよ!
なんて声を掛けてくる親に普通に
わかった
とか返事をしているのもなんだかショックで。
着替えて一度自分の部屋に戻ると、少し前までは床にマンガが積み上げられていたのに、今は部屋の隅に整頓されてぴっちり並んでて、自分がそこにマンガたちを追いやってしまったのがしんどくて、でも涙は出なくて、
ヴヴヴヴみたいな声を出しながらベッドから動けなくなっていました。
とはいえ、いつまでもそんな状態ではいられず、差し当たっては夕飯を食べないといけないのでのっそりと起き上がると、そこには改めて写真撮ってみたら全然ぴっちりと整頓されてなかった本棚がありました。
本棚の各所に目をやり、その作品たちを読んだ思い出に思いを馳せていると、
とあるものを思い出しました。
それがコレ
今年の夏に僕が編集長を務める大学のサークルで製作した雑誌の自分の企画です。
この企画で紹介したのは、僕が今読んでいて、本当に面白くて売れてほしいけど、まだそこまではね切っていないマンガたちでした。(そのうち何作かは、アニメ化が決定しており、発表を見たときは小躍りしました。)
これを見返していたら、
こんな自己満足極まりない企画を平然とやっちゃえるくらい、自分はやっぱりマンガが好きだということ、
新刊発売日に部室で『ランウェイで笑って』を読んで号泣し他の部員にドン引きされるくらい、自分がまだ狂っていられていること、
そして何より、ひと月くらい前に普通に『スナックバス江』の紹介記事を書いていたことを思い出すことができました。
どうしようもなくマンガが好きだというアイデンティティを思い出せたことで、夕飯を美味しくモリモリと食べ、気持ちよく眠ることができたし、これからは前向きにいろんなマンガを読んでやすいプライドを磨いていきたいと思います。
そして、受かるかわからないけれど、アルのインターンにも申し込んでみたいと思います。
最後となりますが、”アル”という素晴らしい取り組みによって、人知れず一人の大学生が勝手に救われたという事、そしてそのことに対する僕の感謝が、書類選考で普通に落ちたら伝えることができないなぁと思い、もし選考の過程で、運営の方々がこの記事を読んでくれたら嬉しいなという願いを込めてこの記事を書きました。
ここまで読んでくださったみなさん
そして”アル”という素晴らしい取り組みを作り出してくれたけんすうさん
並びに運営をされている皆さま
本当にありがとうございました
それでは、また次の記事でお会いしましょう
(かいたヒト:コバヤシ)
【RWBY】ハードルが高いほど超えて得られる快感は大きい【海外アニメ】
こんにちは、コバヤシです。
みなさんは海外アニメって見ますか?
カートゥーンネットワークとか見てた人は
「サムライジャック」とか「パワーパフガールズ」とか見てたかもしれないですね。
サブカルが好きな人は「アドベンチャータイム」とか好きかもしれません。ヴィレバンによく置いてありますよね。
個人的には最近パイロット版が公開されて話題になった「Hazbin Hotel」がスタバっぽく、色んな性癖に刺さりそうで気になりました。
そんなことはさておき、海外アニメといえば外せないのがコチラ
なんです!!
というワケで、今回は11/2に最新シーズン7が始動したRWBYについて
・あらすじ
・キャラクター
・見方
の3ポイントで紹介していきます!
その前に、まずはPVを見てみましょう
見ましたか?
見ましたね?
それでは始めていきます
あらすじ
RWBYは、アメリカのRooster Teethが制作している
3DCGアニメーション作品で、
1話約15分、各シーズン約13話で構成されていて、現在は最新シーズン7が毎週Rooster Teethサイトにて公開されていっています。
世界観はオタクくんの大好きな”科学”と”魔法”が交錯している系のもので、
人々は”ダスト”という物質をエネルギーとして魔法を使っています。
世界には”グリム”という化け物が割とその辺にいるうえに、こいつらはポケモンみたいに人間と共存はしてくれないタイプのやつなので、対抗手段として武装したり、
”ハンター”(女性はハントレス)と呼ばれる職業が存在しています。(このハンターは、ざっくりハンター×ハンターのハンターだと思ってもらえれば大丈夫です。)
主人公たちは、名門ハンター養成学校
”ビーコンアカデミー”の新入生で、この学校を舞台に物語は展開されていきます。
ハンターやその候補生たちは、”オーラ”を扱う術を心得ていて、それぞれの固有の能力”センブランス”も持っているので、その能力を使ったスタイリッシュなアクションもこの作品の見所の一つです!(オーラとセンブランスは、ざっくり念と念能力だと思ってもらえれば大丈夫です)
シーズン1,2の学校生活編からシーズン3で世界各地の強豪校が集まるトーナメント編があり、シーズン4から現在まで、世界に舞台を広げ各地で悪の勢力との戦いが繰り広げられるという少年ジャンプのような構成をしていて日本人にも親しみやすくて◎
キャラクター
RWBYでは、学校の四人小隊(NARUTOでいう第7班)でタイトルにもなっている
チームRWBYとチームJNPR、そしてその関係者と悪い人たちがメインとなって描かれていきます。
まずはチームRWBY
左から
ルビー・・・主人公。センブランスは高速移動。武器は大鎌”クレセント・ローズ”。”銀の目”という特殊な力を持っているが、毎シーズンのラストにしか発動しないことを公式にイジられている。
ワイス・・・ルビーのパートナー。センブランスは魔方陣を操る。武器はレイピア。世界有数のダスト生産量を誇るシュニーダストカンパニーの令嬢。気が強く、割とゆるいルビーとは反発することも。家庭内に不和を抱えている。
ブレイク・・・動物の特徴を持つ被差別種族”ファウナス”の首長の娘。最近ハト派だった父親の団体がタカ派の連中にのっとられてテロを起こしまくっているので肩身が狭い。センブランスは分身を作れる。武器は二つの短刀に分離できる剣。メンヘラストーカー男のアダムに付け狙われている。剣の根元についてる布で立体軌道をする。
ヤン・・・ルビーの腹違いの姉。センブランスはダメージを食らえば食らうほど強くなれる。武器はガントレット。陽キャ。ひどい目にあうことが多い。久しぶりに再会した母親が山賊の長になっていた。
そしてチームJNPR
左から
ジョーン・・・自身が無く頼りない少年漫画の主人公のような男。センブランスは未発現。武器は剣と盾。画像左から3番目のピュラと惹かれあっていくが、ワイスに気があるムーヴを続けるため煮え切らない。シーズン4以降装備の各所にピュラの衣装を思わせる衣装を取り入れる。
ノラ・・・元気いっぱいの近距離パワー型。センブランスは雷を操る。武器はハンマー。実は孤児であり、幼少期に画像右端のレンに保護されて以来ずっと一緒にいる。
ピュラ・・・同期で一番の実力者。センブランスは磁気を操る。武器は剣と盾。責任感が強く気負いがち。強者としての振る舞いを求められるため、素直で純真なジョーンに惹かれるが、気を遣え過ぎてアタックを掛けられない。自我を失う可能性があるが、絶大な力を持つ”四季の乙女”の力を受け継ぐ資格を持つ。
レン・・・常識人。センブランスは気配を消すことができる。武器は双剣。幼少期にノラを保護するが、その後、家族を村ごとグリムに皆殺しにされる。その際にセンブランスで自分とノラの気配を消し隠れたため二人だけ生き残る。常に冷静だが頭がいいわけではない。
その他の重要人物として
オズピン・・・ビーコンアカデミーの学長。センブランスは不明。武器はステッキ。少年漫画にいがちな世界の謎を知っている系校長。ミステリアスな雰囲気を醸し出しているが、ミステリアスすぎて不信感を招き、話を大いにこじらせたことがある。
クロウ・・・ルビーとヤンの叔父。センブランスは周囲の運気を下げる能力。武器は窯に変形する剣。オズピンの部下でありチョイワルなイケオジ。ルビーとヤンの頼れる指導者。かなりの実力者だが、自分の能力を気にしており単独行動を好む。シーズン6でいろいろあった結果メンタルが荒み、酒の量が増えた。
セイラム・・・現状のラスボス。センブランス、武器共に不明。悪の親玉。様々な計略を仕掛けるが、悪の集団ゆえに集まってくるのが人として終わったやつが多く、なかなか順調に進まない。最近業を煮やして自分でやる宣言をした。
見方
シーズン5まではyoutubeで公開されていたましたが、現在は最新シーズンは公式サイトのみで、過去の話は各シーズンのすべての話シーズン5まではyoutubeで公開されていた。現在は最新シーズンは公式サイトのみで、過去のシーズンはすべての話を統合したものをコンプリート版としてyoutubeのチャンネルにて公開しています。
アメリカのアニメなので、基本は英語。
シーズン4までは、日本語吹き替え版が出ているので、Amazon等で入手できます。
それ以外だと、Fandomにて有志の作った日本語字幕が配布されているので、Rooster Teethページで配信されているものにその字幕を付けることで日本語で見ることができます。
格闘ゲーム「ブレイブルークロスタッグバトル」にも参戦し、日本でも更なる盛り上がりを見せるRWBY、見るのはちょっと大変ですが、シーズン7がスタートした今、是非見ていただけると、コバヤシが涙を流して喜びます。
ここまで読んでくださってありがとうございます!
見るなら今!!
(かいたヒト:コバヤシ)
同人CD制作とお金のハナシ
Pulses観光担当のコモリです。ここ最近めっきり観光系の記事書けなくてオイオイ泣いてます。
さて、先週の同じ頃ですが、M3という平たく言うと音楽版コミケみたいなイベントがありまして、自分もそれに売る側で参加してきました。
Twin Booster 買ってくれた人 ホンマありがとうございます
また今回、M3に行き「俺も自分のCDを作りてェ〜」と感化された方もいると思いますので、そのような人たちが気になるであろう「自分でCD作るのに幾らほどかかるか」といった部分に着目して自分の経験から「費用」の話を綴っていきたいと思います。
Qお前んとこのCD作るのにどれくらいかかった?
まず印刷代などの話から。
今回自分はAcceaという会社を使いました。
CD盤面印刷(全面)、ジャケ2p両面印刷(コート紙)、CDケース(薄いやつ)を合計で50部お願いして
結果13600円ほどかかりました。
まあそれなりの値段だと思われます。
この段階だと1部につきまして272円といったところでしょうか。
印刷会社は探せばもっと安いところがあります。Acceaの強みはカスみたいな納期(ジャケ100枚焼いとくれ、明日取りに行くわ!)みたいなことをやれることでしょうか?要比較です。
次に人件費の話
これに関しては、はっきり言って親しい身内の縁もあって、とんでもなく安く請け負ってもらった節があります。この部分はあまり参考にならないかもしれません。
ジャケット:旧友であるあらね君(@_Lolitwin)に依頼。5000円で依頼を受けて頂きました。本人曰くイラストは一枚基本5000円で受け付けてるとのことです。
デザイン:親しい付き合いのある人にお願いしたところ2000円でいいと言われ、その金額でお願いすることになりました。もっと高い金額を提示したら「そんな要らん」と言われた。奇特な例。
余談ですが、両者ともカスみたいな納期(2、3週間以内)でのお願いとなってしまったため、個人的に+αのお礼を用意しました。
その他の経費に関して
CDケース入れる袋を買いました。
ヘイコー 透明袋 OPP袋 クリスタルパック テープ付 CD用 横 100枚 T-CD https://www.amazon.co.jp/dp/B002WLXBUQ/ref=cm_sw_r_cp_api_i_WObVDb5J268TW
Amazonを使用。100枚入りで400円ほど
というわけで、掛かった経費を合算しますと
13600(印刷代など)+7000(人件費)+400(CDケース入れ)=21000円
となります。割りかし安くできた(人件費が特に)と思っていましたが、いかんせん印刷費がどうしてもかかります。
この時点で一枚の単価は420円。
500円で売ることもできなくは無いですが、4、5枚は関係者等に無料で配布することを考えると、殆ど全部売り切らなければ黒字にできませんでした。(45×500=22500円)
M3の相場として考えられるのは500円で売るか1000円で売るかの二択、ものすごく悩んだ末に、今回は1000円で行くことにしました。
また、自分は今回所属しているサークルのブースにて頒布することができましたが、全くの個人で出展を予定している場合はこれに加えサークル参加費(7000円)が掛かってきます。増税って怖いね。
追記:CDコピーに関して
ブログ見返してたらCD焼く過程をすっかり抜いてました。
印刷会社にコピーをお願いすることもできますが結構費用が掛かるので、手焼きがオススメです。
自分は音楽スタジオにあるデュプリケーター(CDを焼く機械)を使わせてもらいました。今回は費用を先輩に負担して頂いたのですが、聞いたところ個人練2時間で2000円くらい(?)掛かったとのことです。死ぬまで毎年CD売るぜみたいなパッションを持ってない人は多分このやり方で良いと思います。デュプリケーターは高いです(スタジオにあるやつは数万円かかる)
Q実際当日どれくらい売れた?宣伝の効果は?
結論から申しますと、今回のM3では30枚ほど売れました。まあ予想通りかなという気持ちではあります。
ここで自身がツイッターで行なったXFDの宣伝と照らし合せて見てみたいと思います。
https://twitter.com/kforest34/status/1186955942774001665?s=21
840フォロワーのアカウントのツイートに対し
1880再生、46RT、88いいね
が付きました。
サンプルが自分のツイートしか無いのでなんとも言えないですが、いいね数よりかはRT数の方が実際の売り上げ枚数に近い数字ではありました(実際の売り上げより大分多くはなってるけど)
ある程度の売れ行きを見積もるに、少なくといいね数は信用しない方が良さそうです。
・感想 まとめ
今回、自分レベルの人間がM3でCDを出すとこういう結果になるらしいね、という情報をお届けしました。自分としてはしっかり売れてくれたことが何よりで、買ってくださった方々には感謝しかありません。本当にありがとうございます。
CDを制作〜売るまでの経験をやったのは今回が初めてであり、色々改善できる点があるとは思うのですが
・もっと印刷会社を比較しておけば良かった
・宣伝をもっと早くできるようにしておけば良かった
という2点が反省点かなと思っております。
印刷会社に関しては、短納期重視、コスパ重視、或いは仕上がり重視であったりと、各会社ごとに特徴があるということを理解してもっと吟味しておくべきでした。
宣伝に関しても、今回の宣伝はM3のある週の水曜日という割りかし遅めの発表になってしまっていたため、もっと早く曲を集めて早期に宣伝を掛けておけば、また違った結果になっていたのかなとも思います。
☆最後に伝えたいこと
・印刷会社は色々調べるべき。慣れてる人に聞くのもアリ。
・最終的な宣伝にも響いてくるので、曲の収集、ひいてはCDの企画自体を早いうちから開始した方が良い。
以上です
次の記事でお会いしましょう!
瞑想して健康になろう!という妖しい誘い
どうもこんにちは。
くりぃむぱんです。
夏も過ぎて、すっかり季節は秋模様。
秋といえば芭蕉の句に
「秋深き 隣は何を するひとぞ」
という有名なものがありますね。
皆さんはどのように日々を過ごしているのでしょう。
私は最近、瞑想を始めてみました。
発端はこの本。
『脳を最適化する ブレインフィットネス完全ガイド』
brain……脳。
fitness……健康や体力の維持向上を目的として行う運動。
つまり、脳を健康に保つための運動。
「いくつになっても脳は鍛えられる」が帯の謳い文句に書かれています。
なんだかひと昔前に流行った大人の脳トレーニングを思い出させますね。懐かしい。
DSで脳トレを遊んでた当時の記憶は遥か彼方なので、どんなゲーム内容だったのかは忘れましたが、何かゲームをすることで脳年齢を測れる、みたいな触れ込みがあったのは朧げに記憶しています。
一時期それなりに人気のあった脳トレ。
今ではすっかり下火になってしまいましたが、脳トレはブレインフィットネスとなって帰ってきました。
ひとえに「脳」と言っても、実際に使われている機能は様々です。
体を動かす「運動能力」に、外部からの情報を取り入れて処理する「知覚」。何か一つのことに集中する「注意力」や、他人とコミュニケーションを交わすための「言語処理能力」、過去の体験を思い出す「記憶力」。そして、感情を制御したり眼前の情報から問題を解決したり予測したりする「実行機能」。
その半分以上が脂肪の塊のくせして、私たちの脳みそはこれだけの役割を果たしているのです。
これらの機能は、互いに繋がりを持ちつつも分かたれて存在しているため、鍛えるとなれば別々の方法でアプローチをすることが必要になります。計算問題を解いても記憶力が良くなるわけではなく、またたくさんの事を覚えたりしばらく前の出来事を思い出すようなトレーニングをしても、計算問題が早く解けるようにはならないのです。
なのでまあ、脳トレと称して数独やクロスワードを解いてみたところで、脳の機能を十全に改善できている、或いはその機能の低下を十分に阻止できているとは言い難いものがあります。
脳には「神経可塑性」というものがあります。これは端的に言ってしまうと、脳は常に成長の余地を残しているということです。
これは恐らく、90歳の老人になったとしても変わりません。老化によってその脳機能が衰えてきていたとしても、トレーニングを行うことで脳機能は常に改善を目指すことが可能であるというわけなのです。
なので、最近頭の回り方が昔と比べて悪くなってきたなあと思っている人は、それは年齢のためばかりではなく、脳機能を維持改善するための生活習慣をまだ知らないだけであるかもしれません。
私の読んだブレインフィットネス完全ガイドには、巻末に「ブレインフィットネスに関する55の重要事項」というタイトルで、脳機能を改善するのに大切な情報が55項に纏められていました。
簡単にまとめちゃうと、
「脳は生涯に渡って良い意味でも悪い意味でも変化するぜ。そしてその変化の舵取りはお前が選択してるんだぜ」
「現状、一発で脳機能を改善する魔法の薬はないぜ。お魚やナッツとか、脳に良い栄養を摂ったり、運動して肉体を健康に保ったりすることが大切なんだぜ」
「有酸素運動は脳に好影響を及ぼすんだぜ」
「楽器を演奏したり新しい言語を習得することはとっても脳に刺激的なアクションなんだぜ」
「ただしテレビはダメだ。テレビを観てたら頭が悪くなる」
「知人友人との交流はしっかりと持とう。そうすれば脳機能はよりよい変化を得るんだぜ」
「ストレスから脳はどんどん悪影響を受けるぜ。リラックスが大切だ。そう、だから瞑想は大切なんだぜ」
「脳トレはチャレンジ性、多様性、新規性が重要なんだぜ。この三つを兼ね備えることで脳トレは効果を発揮するんだぜ。つまり無限に数独してても仕方ないんだぜ」
だいたいこの8つの事を言っています。
他にも細々とした注意点や詳細な情報が記載されていますが、そちらが気になる方には是非本を購入して読んでいただいた方が早いです。
そしてさらにこれらを極限までざっくりさせると、
・運動してちゃんとした栄養を摂れ
・ストレスの少ない環境で生きろ
・色んな新しい事を学び続けろ
これに尽きます。
なんだか至極真っ当で当たり前な結論になっちゃいましたね。それが出来たら苦労しねーッつーの。
しかし何事も、具体性を剥いで普遍化させれば「良く生きること」の一言に収まってしまうもの。
ソクラテスはニッコリするでしょうが、正直そんなことを言われても具体的にどうすればいいんだよーとなるのが関の山。
なので、こんなざっくりした紹介よりも実際に本を読んでみましょう。クソブログより自らの身で元の情報に触れてみる。その方が賢いのです。
おらっ!
ダイマをくらえ!
なんかクソなげーな、リンク。
ついでに、ぺたっ。
https://www.lumosity.com/landing_pages/976
これはお手軽に脳トレができるアプリの
「ルモシティ」くん!
雑に遊んでみて!!
意外と楽しいから!!
なんかもうね、何かを紹介する系ブログね、直にそのアイテムと触れてもらった方が早い気がしてくるよね、極論だけど。
ということで、まあ。
ここまで読んでみて興味が湧いてきた人はちょいとリンクを踏んでみて。そうじゃない人はビュー数ありがとう。次もよろしく。あとなんか、結局瞑想自体にはほとんど触れてない気がしてきたわ。
……そいじゃ!