渋谷パルコいってきたレポ~ト

こんにちは、コバヤシです。

先日リニューアルオープンし、SNSを賑わせている渋谷のパルコ、早速行ってきたので、感想や気になったところを紹介していきます!

 

まずは気になるスポット!

 

 ちなみに僕はファッションに疎いので、

こいつの記事参考になんねーよ!!ペッ!と思った方はこちらの公式ページからいろんなブランドを探してみてください

shibuya.parco.jp

 

それではコバヤシ的注目スポット、最初は5Fのこちら

RADIO EVA STORE

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下の写真が入口なんですが、ロンギヌスの槍に気づくまで普通にストリートファッションの店だと思ってました・・・

売っている服はエヴァの要素をロゴやワンポイントとして取り込んだものが多く、いわゆるアニメTシャツみたいなものは無く、あくまでエヴァをコンセプトとしたブランドだというのが見て取れました。

どうでもいいですが上の写真、マジメで純朴なシンジくんがストリート系の服着てると、こじらせちゃった中学生みたいウケますね。

店頭で見て「お前・・・なんでよりにもよって黒一色なんだよ・・・デュラララにでもハマったんか?」とニヤニヤしちゃったのであの時店内にいた人はさぞかしキモかったことでしょう

 

 

お次は2F

OIL by 美術手帖

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アートポータルサイト美術手帖」さんの運営するECサイトの実店舗であり、

ギャラリーであり、カフェであり、ショップでもあるというてんこ盛りな場所。

カフェとしては主に緑茶を売っており、僕は「水出し緑茶」をいただきました

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奥に見えるのはギャラリーで作品が展示されている

ビーカーやなんかオシャレなガラス製の道具を使って目の前でお茶を淹れてくれるんですが、タイマーに懐中時計風のものを使っていたり、淹れている風景そのものがスタイリッシュ&シャレオツで最高でした。お茶は、水出しなので、お茶の風味を強く感じながらも渋みはなく、ほんのりとした苦みがあっておいしかったです!

3つ目は9Fのこちら

シブカル祭

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2011年にパルコで始まったカルチャーイベント

シブカル祭」がパルコリニューアルとともに帰ってきた!というものだそうで、様々なクリエイターの作ったZINEなんかが置いてあり、サークルでミニコミをやっている身としては、内容もさることながら、髪質や印刷、デザインやフォントの醸し出す全体的なアングラの香りがたまりませんでした

 

4つ目はこちら!

と言いたいのですが、出店ではなくパルコ自体の催しなのか、フロアガイドで発見できませんでした。階は確か4F。

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VRゴーグルを貸し出して、パルコ内でVRを用いたアクティビティをやっているようで、エスカレーターを上がってきたらいきなり通路にスタッフに先導されたVRゴーグルをつけてフラフラと歩いている集団と出くわし、一瞬パルコがディストピアと化したのかと思いました・・・

ほかの場所では床にいろいろなデザインが投影されていてビックリしたんですが、他の人たちは平然と歩いていて”みんな感受性を失っている!病める街TOKYOに蝕まれている!”とおもいました。

 

 

 

最後3つは情報が少ないのでいっぺんに6Fの

Nintendo TOKYO

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ポケモンセンターシブヤ

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予想外にデカくてビビってしまいブレまくっている

刀剣乱舞万屋本舗

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このフロアはこのほかにもCAPCOMやUUUMの店、JAMP SHOPもあったり、CYBERSPACE SHIBUYAの名前の通り、ネット・ナードカルチャーと渋谷の融和を発信するスポットとなっているようでした。

 

Nintendo  TOKYOは事前人気もあってか大盛況でフジテレビが取材してたり、入場規制がかかって90分待ちになっていたりとものすごい有様でした。

 

ポケモンセンターやJAMP SHOPはほかの店舗よりも色が出ており、(身に着けられる)グッズがかなり押されているように感じました。JAMP SHOPはマンガが一冊も置いておらず、ポケモンセンターは入口のデカいミュウスリーもビビりましたが、入ってすぐにこのようにストリート×ポケモンの展示があって印象的でした。

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そしてなにより刀剣乱舞が単独のコンテンツでポップアップストアが出店しているのがかなり印象的でした。人気なのは知っていましたが、まさかここまで巨大なコンテンツになっているとは・・・

男女のオタクを対比し、対立・分断を煽る意図はなく客観的事実の主観的分析として)オタクの男女勢力図の転換は数年前から騒がれていましたが、男性向けコンテンツはCAPCOMがギリギリ担っているか?というのに対し、女性向けコンテンツがこうフィーチャーされていると、昨今のフェミニズムに対する議論やアメリカにおけるナードカルチャーとストリートカルチャーの融合などもふまえ、いちオタクとして、情勢を見ていく必要性を感じました

 

スポットの紹介はここまでとして、チョロっとだけ、個人的に新シブヤパルコに感じたことを書いていきます。

キーワードは

・シースルー/オープンワールド

・トレンド

・カルチャー

です。

まずはシースルー/オープンワールドとは・・・

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これらの写真に見て取れるように、シブヤパルコの店舗はイオンなんかの箱型のスペースが一直線に並んでいて、そこに店舗を作っていくタイプと違い、まず左右の壁がなく、多角形で服などの陳列もギチギチというよりはゆったりで、ラックも目線以下(身長によりますが)で店の奥までもすっきりと見渡せるようになっているように感じました。

これによって、ドラクエのようにダッダッダッと店(建物)に入っていくという感覚でなく、オープンワールドゲームのように歩いている延長線上で店にいる感覚で、すごく開かれているなと感じました。

そしてこれは建物全体にこのコンセプトが適応されているようで、飲食店も半数くらいは、王将やサブウェイのように、調理場が見え、客席もある程度外から見えるようになっていました。

 

こじつけかもしれませんが、ECや動画サービス、各種メディアの発達によって、”欲しいものをすぐに手に入れる”ことができるようになったことで、

”どんな店かな?”と思ってすぐどんな店かわからないと見向きされない可能性が高くなってしまったこともあるのかなぁと思いました。

個人的には、多角形の店舗によって、進んでいかないと奥にどんな店舗があるかわからず、探って開拓していく感覚が楽しかったのでよかったです

 

次はトレンド・・・

これは簡単な話ですが、上に貼ったOIL by 美術手帖の緑茶の写真に載っているのですが、このストローが紙製のストローだったんですよね
www.huffingtonpost.jp

この記事でも取り上げられているように2020年にスターバックスが導入を検討している紙製ストローをすでに実装していたり、(ストローは若干舌触りがザラザラしているけど飲み心地はプラスチックと変わりませんでした)

さらに1FにあったCAMP FIREの展示スペースにこのように、次世代のモビリティサービスとして注目されている電動キックボード(めっちゃほしい)が展示されていたりと社会のトレンドをいち早くトレンドを取り入れているように感じました。

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最後はカルチャー・・・

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パルコ内にはこんな感じで各所に現代アート的な作品が設置されていたり、劇場やギャラリーがあったりします。

上にリンクを貼ったパルコの公式フロアガイドにも見えるように、ベテラン、新人ひっくるめてジャパンカルチャーを対外(海外)的に発信する拠点として機能させようとしているのかなと感じ、実際に機能しそうだなぁとワクワクしました。

 

 

こんな感じで、いろんなことを思ったわけですがフロアが変わるたび、通路を一本進むたびに次は何が出てくるんだろう?とワクワクし、そしてそれを上回るものを実際に提供してくれる超イケイケな建物でした!

 

土日なんかはとにかく混むだろうけど、それだけのポテンシャルを確実に秘めている建物ですので、渋谷に行ったときは必見のスポットだと思います!!

 

ここまで読んでくれてありがとうございます!!

 

(余談)

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トイレに行くまでの道めっちゃカッコイイ・・・

 

(かいたヒト:コバヤシ)