スズメの姿焼は意外と旨い in 伏見

どうもこんにちは。

くりぃむぱんです。

つい先日、他人の金で京都まで行ってきました。 

 

↓で焼かれてる鳥くんはその時食べたウズラです。

(スズメではない)

 

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(生焼けウズラくんとこんがりウズラくん)

 

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(故ウズラくん遺影。キリッとしている)

 

ウズラっていうと、思い浮かぶのは居酒屋で燻製になって出てくる小さい卵とか、スーパーの惣菜コーナーで揚げ串になってるやつだと思いますが、本体の方もわりと美味しいんです。

 

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(卵の柄のデザインにも定評があるウズラくん)

 

立ち寄った伏見稲荷では、スズメやウズラの焼き鳥が名産らしくて、店先で焼いているのを何軒か見かけました。スズメが500円でウズラが700円なので、一瞬財布の紐にかけた手が止まってしまうかもしれませんが、丸一匹出てくるところを考えると結構食べ応えはあります。

特にウズラくんは肉感が良くボリュームもあるので、満足感の高い食べ歩きでした。

 

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(骨までギッシリ詰まってるウズラくん。焼かれてもなおつぶらな瞳は愛らしさを誘う)

 

一方でスズメちゃんは華奢で可愛いらしくて、ボリュームを求めるのは酷でしたね。おそらく、スズメ三匹で立ち向かったとしても、ウズラくんの圧倒的肉感には勝てないでしょう。

 

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(ちゅんちゅんという鳴き声が可愛いスズメちゃん。しかし自然界ではスライム的な存在の弱者なのだ……)

 

ですがその分、味には勝ち目があります。ウズラの肉感はたしかに良いですが、肉感で勝負をするなら初めからチッキンを食べればいい話。なのでむしろ、ウズラは初心者向けということなのでしょう。たぶん。

だから、どうせ食べるならスズメがいい!!

肉付きは薄く、舌触りは骨と皮が目立つ。

だが、それがいい

特に、最高なのは、その頭蓋。

まるっと一匹なのでもちろん頭も付いてくる。

嘴ごと思いっきり奥歯で噛み砕く。その歯応えも十分に楽しいが、そこから染み出してくるコクのあるクリーミーな味わいがたまらなくクセになる。お店の人も、コイツは頭が一番美味しいんですよ!  と言っていたが、まさしくその通りだ。つい後を引いて、もう一口食べたくなるが、残念ながらスズメには頭が一つしかないのである。余韻を噛み締めながら、お肉の部分を美味しくいただいた。

 

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(贅沢な話かもしれないけど、スズメの頭だけを並べた串とかもありよね。ウズラの卵的なノリで)

 

ただ結局、スズメとウズラの焼き鳥だけではどうにも腹が膨れないので、昼飯にはニシンうどんを注文した。

 

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(ニシンなんかそうそう食わないし、ましてやうどんに入ってるのは初めて見た)

 

千本鳥居で有名な伏見稲荷だが、存外その周辺のグルメ巡りでも一日中観光出来そうだ。

ぜひに京都で時間がとれた際には、このウズラくんとスズメちゃんを一口ご賞味いただきたい。

 

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(屋台が並ぶ道もありなんだかお祭り気分。ちなみに屋台は軽減税率適用だ)


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(最近うわさの蟹肉棒。実在したとは)

 

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(ぶっちゃけ神社そのものより、周辺の土産屋や飲食店を巡った方が楽しいという観光地あるある)

 

書いた人間:くりぃむぱん